2009.03.19
海外での活動
ラオスで海外研修実施中
こんにちは!
SVAラオス事務所 で現在海外研修プログラムに参加している原麻里子です。
1か月の研修期間も残りわずかとなりました。時が経つ早さに驚いています。
さて、今回はラオス事務所 スタッフに先日同行した、
南部のサラワン県での様子を報告いたします。
首都ヴィエンチャンと比べて、
学校を取り巻く環境などが大きく異なるサラワン県への訪問は、
とても興味深いものでした。
ラオンガム郡というところにあるポンニュアイ小学校。
この小学校は、床土がむき出しで、壁はわずかに木材があてられているだけ。
外部にほとんど筒抜けの状態です。
また、異なる学年を一人の先生が同じ空間で教えています。
給料が安定せず、先生の定着率が低いという問題も抱えています。
上の写真のワンプアイ小学校(ラオンガム郡)には、
様々な少数民族の子どもたちが通っています。
それゆえ、SVAが支援する少数民族の民話の紙芝居も授業に取り入れられています。
とても大きな声で紙芝居を読む先生に、私は少し圧倒されました。
少数民族の子どもたちにとって、
少しでもなじみ深い物語に学校で触れることは、
モチベーションの向上につながります。
今回の研修は、中心部と地方の教育格差を身をもって体験することが出来た、
貴重な機会となりました。
また、ヴィエンチャンでも移動図書事業や子どもの家の活動にも参加し、
充実した日々を送ることが出来ました。
これを機に、海外に目を向け、様々なSVAの活動にも参加していきたいと考えています。