ラオスの移動図書館

企画調査室長の三宅隆史です。ラオスの図書館事業の次の計画づくりのためにラオスに出張しています。

移動図書館活動を見学しました。「移動図書館活動」とは、図書館車に本を載せて、学校を訪問し、自由読書、ゲームや歌、読み聞かせをする活動です。

なぜこのような活動が必要かというと、学校に本がほとんどないからです。写真はこの学校の教室の様子です。

読み聞かせをするのは、シャンティに1992年から勤めているミンチェンさん。子どもに大人気のおはなしおにいさんです。

子どもたちはおはなしが大好きです。移動図書館活動では、1年間9箇所を対象に毎週定期的に行われ、150冊の本が貸し出されます。校長先生は、「2カ月前から移動図書館が来てもらうようになってから、子どもの読み書きの能力が向上しました。子どもたちは毎週移動図書館車が来るのを楽しみにしています」と話されました。

シャンティラオス事務所の事業についてはこちら
→　https://sva.or.jp/activity/laos/

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