移動図書館活動のスタディツアーにむけて

ラオス

サバイディー。

ラオス事務所です。

師走にはいり、日本では寒い日が続いていることと思います。ヴィエンチャンもここ最近、朝晩は冷えるようになりました。

今回は、今月実施予定の、移動図書館活動の一環であるスタディツアーについて、簡単にご紹介させていただきます。

移動図書館活動担当のミンチェン職員が、毎週ヴィエンチャン首都の対象校で活動を行う際、先生方の活動の様子を見ながら、読み聞かせや図書館活動についてアドバイスをしています。活動も終盤にさしかかった11月、先生方に、アンケートを通して、活動が始まってからの子どもたちの変化や、先生自身で図書館活動をするにあたり難しく感じていることを、伺いました。

アンケートでは、この活動が始まってから、子どもたちの絵本への興味が高まり、字も以前より読めるようになった、という声が聞かれました。子どもたちも、移動図書館車が来るのを毎回楽しみにしており、毎日来てほしいと言う子も多いそうです。また、読み聞かせを行う際に、声色を変えることや登場人物になりきるといった演出、ゲームや歌を取り入れた活動がまだ難しいと感じている先生がいることも分かりました。

これらのアンケートと毎回の活動の様子から、図書館活動が活発に行われ、先生方のスキルも飛躍的に上達している学校を二校選び、スキルの活用や図書館活動がまだ難しいと感じている四校の先生方に、ベストスクール二校の活動の様子を見ていただき今後の活動計画を立ててもらう、スタディツアーを実施する予定です。