2018.03.16
海外での活動

インターン生活を振り返って

ミャンマー

皆さまミンガラーバァ(こんにちは)、元ミャンマー事務所インターンの川村です。

去る2月28日、10カ月間におよぶミャンマー事務所でのインターンが終了し、先日帰国いたしました。

現在は東京事務所に拠点を移しまして、引き続きインターンとして働かせていただいております。

そして先日、お昼休みの時間を利用して、東京事務所のスタッフに向けて今回のインターンで得た成果(学び)を報告させて頂きました。

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シャンティの先輩諸氏を面前にする報告は少々緊張しましたが、質疑応答の際にはたくさんのコメントやフィードバックを頂き、今回の学びを次につなげて行くための良い機会となりました。

今回のミャンマー事務所でのインターンを通じて得た学びはさまざまありますが、その中でも「これだけは!」と感じたもの下記3点をここで紹介させていただきたいと思います。

1.慈悲の社会化

ご存知の方も多いかと思いますが、ミャンマーには敬虔な仏教徒が多く、寺院や僧侶の社会的地位は高く、世俗の人びとは布施によって徳を積むことが最善であるという価値観が広く共有されています。

シャンティ・ミャンマー事務所が校舎建設を支援している寺院学校も、人びとの布施や慈善行為によって運営が成り立っており、これは日本や欧米の社会観とは一味も二味も異なるとてもユニークなコミュニティなのです。

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このようなミャンマーの“素顔”を知ることができたのは、このインターンを通じて得た学びの中でもとても重要なものだったと感じています。

2.学校と図書館は補完関係

これは考えてみれば当たり前のことなのですが「教育を社会的に担う存在として、学校と図書館は共同しなければならない関係にある」ということを改めて認識することができました。

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このような気付きを得られたのは学校建設事業と図書・図書館支援事業を実施しているミャンマー事務所でインターンをさせていただいたからこそだと感じています。

「学校と図書館」に関する関係性については2017年10月1日に投稿したブログを参照していただけると幸いです。

https://sva-old.skr.jp/wp/?p=25054

3.気力・体力・適応力の重要性

「体が資本」という言葉はよく聞きますが、この10カ月間ミャンマー事務所のインターンとして国際協力の現場で活動をしてきて、その意味を改めて知ることができました。

途上国で活動する上で、「心身の健康を保つこと」の大切さは異論のないところかと思いますが、ミャンマーに限らず外国で生活をしていれば、普段とは異なるストレスや身体の異変が生じることは避けて通れないというのも事実だと思います。

極端な気候、現地語が分からないことから生じる疎外感、バリエーションに乏しい食事、交通マナーの悪さ、突然の停電など、考えられる要因は枚挙にいとまがありませんが、このような環境下で如何に生きながらえる術を身に付けることができるかがとても重要だと感じました。

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(スタッフに”タナカ”を塗ってもらっている様子)

簡単ではありますが、以上の3つがこの10カ月間のミャンマー事務所でのインターンを通じて得た成果(学び)です。

滞在期間中は、ミャンマー事務所の心優しいスタッフの方々にいつも助けていただき、本インターンシップを無事に終えることができました。

この場をお借りして、感謝申し上げます。

チェーズー・ティン・バーデ―・ビャー(皆さん、ありがとうございました)!

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※本インターンシップは、外務省主催平成29年度NGOインターン・プログラムの一環として実施されています。