2018.12.15
海外での活動
変わりゆくもの、変わらないもの
ミンガラバー!(ミャンマー語で朝晩兼用こんにちは)
今年ももうすぐ終わりを迎えますね。どんな一年だったか振り返る時期かと思います。
私のミャンマーでの一年は、変わるミャンマーと変わらずにあるミャンマーの両方を常に見てきた気がします。
私たちの事務所があるピーでも、今年だけでも、新しいレストラン、ホテル、カフェ、ケンタッキー、通信会社等々、沢山出来ました。常に街では工事が行われています。一方で、新しいレストランは出来てもあまりメニューに変わりが無かったり、サービスの質や効率性には変化が特に見られません。会計はほとんどその場で暗算、そして手書きが基本です。携帯電話を持つ人は増えていますが、携帯でやることは皆フェイスブックです。人々の思考や行動様式には、まだまだミャンマー特有の文化が根強く残っていると感じます。ロンジーをはき、タナカを塗り、寄付集めを行い、宗教的な行事を大切にしています。
発展が著しい一方で、変わらないものが沢山あるミャンマー。これから益々変化が訪れるこの国だと思いますが、ミャンマーの人々が今後、どんな国であることを願うのか。何を守り、何を変えていきたいと思うのか。そんな声にもっと耳を傾け、またそれらを現地の人たちが自ら考え、ミャンマーの未来に繋げられることをサポート出来る様、また来年も頑張りたいと思います。
今年最後に、イベントも予定しております!年の瀬のお忙しい中かと思いますが、是非皆さまとお会いできれば幸いです。
https://sva-old.skr.jp/wp/?p=31249
いつも当会のブログを読んで頂き有難うございます。
ミャンマー事務所 伊藤杏子