被災地へ物資を届けました|ネパール土石流
8月26日にネパールで発生した土石流と洪水。
前回のブログでは、土石流が発生したラスワ郡に入り、被災地の厳しい状況や、そこで暮らす人々の声をお伝えしました。
これまでの現地調査を踏まえ、支援ニーズの高かったヌワコット郡ベルコットガディ自治体第7区、第8区で、被災された方々への物資配布を行いました。
今回届けたのは、飲料水をはじめ、調理に使用する赤外線コンロ、マットレス、衛生用品など、避難生活に必要な物資です。配布する物資の内容は、ニーズ調査の結果も踏まえつつ、自治体や区とも協議の上、決定しました。

今回配布した物資
今回の物資配布には、20名を超える地域のボランティアが協力してくれました。
ボランティアの中には、今回の災害で親族を亡くした方や、自宅が完全に流されてしまった方もいます。自らも被災当事者でありながら、地域のために力を尽くそうと精力的に活動してくれた若者たちの姿が印象的でした。

ボランティアたちが配布の世帯リストをもとにIDを確認したり、情報を記録している様子
「すべてが流されてしまいました」
物資を受け取った81歳の女性は、涙を浮かべながら一生懸命に話をしてくれました。
「すべてが流されてしまいました。本当にありがとう」
幸い、ご家族は無事だったとのことです。そばでは、お孫さんが女性を気遣いながら寄り添う姿がありました。

緊急支援の先にある、生活再建のニーズ

第8区長と話す様子
第8区の区長からも、今後必要となる支援について話を伺いました。
「特にニーズが高いのは、シェルターや住まいの支援です。農地が流され、生計手段を失った農家などへの生計回復支援も必要です。自治体でも復興計画を立てており、協力してもらえたら本当に助かります。教育面では、流されてしまった学用品や制服などの支援も今後必要になるでしょう。日本からの支援に心から感謝しています。ありがとうございました」

物資を持ち帰る子どもたち
被災地では、まず日々の生活を支えるための物資が必要である一方、その先には、住まいの再建や生計の回復、子どもたちが再び安心して学べる環境づくりなど、多くの課題が残されています。
シャンティは引き続き、被災された方々や自治体の声を聞きながら、現地で必要とされる支援を届けていきます。

本緊急救援事業は、JPF(ジャパン・プラットフォーム)ならびに日本の皆さまのご支援により実施しています。
ネパール事務所長 萩原
ネパール洪水支援 活動報告イベントを開催します
今回の土石流・洪水による被害の状況や、シャンティが現地で行っている緊急支援について、オンラインで活動報告会を開催します。
「ネパール洪水被害の現状と緊急支援活動報告」
日時:2026年11月5日(木)18:00~19:30
開催形式:オンライン
参加費:無料
イベントの詳細・お申し込みはこちら
https://sva.or.jp/event/nepal_er_20261105/
【ご支援のお願い】
「ネパールおよびアジア各地の洪水被害への支援のお願い」受付中
以下の方法で緊急募金を受け付けています。ご協力をよろしくお願い致します。
■クレジットカード
こちらのお申込みフォームからご寄付いただけます。
*フォーム内で、ご寄付の使いみちで「海外緊急救援」を選択してください。
■郵便振込
郵便振替:00150-9-61724
加入者名:公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
*通信欄に「2026年アジア洪水支援」とご記載ください。


