豊島区からの委託を受け、「豊島区多文化キッズサロン」を開館しました
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会は、豊島区からの委託を受け、「豊島区多文化キッズサロン」を開館しました。
豊島区は、多様な文化や国籍の人々が暮らす国際色豊かなまちです。現在、区の総人口297,540人のうち、38,875人が外国籍住民であり、およそ8人に1人(約13%)**が外国籍という全国でも高い割合となっています。
(** 豊島区ホームページから引用)
こうした中、日本語を母語としない子どもや外国にルーツを持つ子どもたちも増えており、学校生活や地域での暮らしの中で、日本語の習得や学習、進学、保護者とのコミュニケーションなど、さまざまな課題に直面しています。
一方で、保護者も学校とのやり取りや行政手続き、地域での子育てに不安を抱え、相談先がわからず孤立してしまうケースも少なくありません。
そこで豊島区では、日本語を母語としない子どもたちとその家族が安心して学び、相談し、地域とつながることができる拠点として、「豊島区多文化キッズサロン」を開設しました。

多文化キッズサロンは、日本語を母語としない子どもたちとその家族を対象に、学習支援・相談支援・交流事業を一体的に行う施設です。
学習支援
日本で安心して学校生活を送り、自分らしく学び続けられるよう、日本語学習や宿題のサポートを行っています。
初期日本語サポート(5歳~18歳)
日本での生活や学校生活に必要な日本語を、やさしい日本語を使いながら学びます。ひらがな・カタカナ・簡単な漢字の学習だけでなく、学校生活や地域でのルール・習慣についても伝えています。
宿題サポート(小学生)
学校の宿題や提出物を一緒に進めながら、一人ひとりの学習を支援します。
また、夏休みには宿題サポートも実施し、長期休暇中も安心して学べる環境を提供しています。

相談支援
子どもや保護者が安心して生活できるよう、多文化キッズコーディネーターが相談をお受けしています。
相談内容は、
• 学校生活や進学
• 日本語学習
• 不登校
• 子育て
• 行政手続き
• 在留資格
など幅広く、必要に応じて学校や行政、専門機関とも連携しながらサポートします。
毎月開催する「なんでも相談会」では、気軽に悩みを相談できる場を設けています。

交流事業
子ども同士、保護者同士、そして地域とのつながりを育む交流の機会も大切にしています。
宿題サポート終了後には交流タイムを設け、絵本の読み聞かせや歌などを通して、お互いの言葉や文化への理解を深めます。
また、「おしゃべり会」では、母語や日本語で日常のことや子育てについて自由に話すことができ、自然な形で相談支援につながる機会をつくっています。
今後は、地域住民との交流イベントも開催予定です。伝統衣装の体験や世界の文化紹介、多言語での読み聞かせなどを通して、多文化共生への理解を広げていきます。
「安心して過ごせる場所」が地域にあることを目指して
外国にルーツを持つ子どもたちが、自分らしく学び、地域の中で安心して成長していけること。そして保護者が一人で悩みを抱え込まず、必要な支援につながれること。
私たちは、そんな拠点を目指しています。
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国内事業課:鈴木




