2026.09.09
国内での活動

夏休みの宿題サポート。多文化キッズサロンで過ごす夏休みの3日間

在住外国人支援
豊島区
豊島区多文化キッズサロン

豊島区多文化キッズサロンでは、8月18日から20日までの3日間、外国にルーツのある小学生を対象に「夏休みの宿題サポート」を実施しました。

7月に続いて行った今回の宿題サポート。夏休みも終盤ということで、午前中は「夏休みの宿題を終わらせよう!」を合言葉に、残っている宿題に集中して取り組みました。
3日間で延べ37名の児童が参加し、ボランティアさんは延べ41名にご協力いただきました。


夏休みのドリルやプリント、自由研究など、それぞれが残っている宿題や学習に取り組みました。

「あと少しで終わる!」という子どももいれば、まだまだ宿題が残っている子どもも。お互いに「どこまで終わった?」と話しながら、最後まであきらめずに取り組みました。

午後は、みんなで楽しいワークショップ!

宿題をがんばった午後は、子どもたちが楽しみにしていたさまざまな活動を行いました。

「芸術家と子どもたち」のみなさんによるワークショップでは、影絵を楽しみました。光の当たり方で作品の見え方が変わったり、音楽にあわせて作品を動かしたり、心の向くままに楽しみました。


大学生による工作ワークショップも行われました。絵の具を使ってお友達と一緒に大きな紙に絵を描いた後、紙粘土でそれぞれ自由に作品を作りました。作った作品を見せ合いながら、最後は作品で一緒に遊んでいました。

そのほかにも、みんなで工作をしたり、おしゃべりをしたり、一緒にお昼ごはんを食べたり。
午後は子どもたちの笑い声がサロンいっぱいに広がりました。

「また明日も来るね!」


3日間の活動を通して、子どもたち同士もすっかり仲良くなりました。

日本語だけでなく、英語なども交えながら、それぞれが知っている言葉を使ってコミュニケーション。言葉が違っても、遊んだり、一緒に作品をつくったりするうちに、自然と距離が縮まっていきました。

そして、今回特にうれしかったのが、学校はそれぞれ別なのに、「ここで会った友だちに会いたい!」という気持ちから、夏休みの宿題サポートの期間中、毎日サロンに通ってくれた子どもたちです。

最初は少し緊張していた子どもたちも、最後にはすっかり打ち解け、終了時間になってもおしゃべりや遊びが止まりません。

「また明日ね!」と帰っていく子どもたちの姿から、この場所で新しい友だちとのつながりが生まれたことを感じました。

「学校が始まっても、みんなで会いたい!」

3日間の活動を終えたあと、子どもたちからは、「学校が始まっても、みんなが会える機会をつくってほしい!」といううれしいリクエストもありました。

学校も住んでいる場所もそれぞれ違う子どもたちが、多文化キッズサロンで出会い、一緒に学び、遊び、笑う。その中で、「また友だちに会いたい」という気持ちが生まれたことは、今回の宿題サポートで得られた大きな成果の一つです。

夏休みの宿題を終わらせることから始まった3日間でしたが、子どもたちにとっては、宿題を終わらせるだけではなく、新しい友だちと出会い、楽しい時間を共有する夏休みの思い出にもなったようです。

豊島区多文化キッズサロンは、外国にルーツのある子どもたちが安心して過ごし、学び、交流できる「居場所」を目指しています。

これからも、子どもたちが「ここに来たい」「友だちに会いたい」と思えるような場所として、さまざまな活動を続けていきます。

*「豊島区多文化キッズサロン」は豊島区の委託事業として実施しています。

国内事業課
鈴木晶子