緊急オンラインイベント「迫りくる最悪の人道危機ーアフガニスタンの人々、子どもたちの今を伝える」
※本イベントは終了しました。たくさんのお申し込み、ご参加ありがとうございました。
アメリカ同時多発テロ事件から20年の節目を迎える2021年9月11日、アメリカのバイデン政権は米軍の全面撤退期日と表明しました。実質8月末までの米軍撤退が進む中、アフガニスタン政府とタリバンによる戦闘がアフガニスタン国内各地で激化し、1ヵ月で1,000人以上の子どもを含む市民が犠牲となっています。首都カブールには政府軍とタリバンによる戦闘から逃れてきた国内避難民が大勢押し寄せ女性や子どもたちが路上での生活を強いられています。アフガン国民、国際社会の予想をはるかに上回る速さでタリバンが首都に進攻し、8月15日に首都カブールがタリバンによって制圧されアフガン政府は事実上崩壊、ガニ大統領は国外に退避したと報道されました。
混乱状況が続く中、現地職員は日々身の安全や生活に不安を抱きながら、紛争と新型コロナウイルス感染拡大の影響による未曽有の人道危機に対応すべく奮闘しています。
今回のイベントでは、アフガニスタン情勢に詳しい専門家をお招きし、今後のアフガニスタン情勢を分析します。また、現在のアフガニスタンの様子をアフガニスタン事務所所長の山本よりお伝えします。
イベント概要
日時 | 2021年9月10日(金) 16:00-18:00 |
---|---|
参加費 | 無料 寄付チケットによるご寄付も歓迎しています。 |
定員 | 480人(先着順) |
締切 | 9月7日(火)23:55 |
配信 | オンライン配信(Zoom) 申込者には、イベント前日までにメールでZoomミーティングのURLとID・パスワードをお送りします。(※メールが届かない場合、迷惑メールフォルダに振り分けられていないかご確認ください。) |
主催 | 公益社団法人シャンティ国際ボランティア会 |
対談イベントへのお申込みはコチラから
※本イベントは終了しました。たくさんのお申し込み、ご参加ありがとうございました。
チケットサイト「Peatix」からお申込みください。
イベント申込と同時に弊会の活動へご寄付いただける「寄付チケット(任意の金額)」も選択いただけます。
登壇者
話し手:青木 健太
2001年上智大学卒業、2005年英国ブラッドフォード大学大学院平和学修士課程修了(平和学修士)。専門は現代アフガニスタン・イラン政治。アフガニスタン政府省庁アドバイザー、在アフガニスタン日本国大使館二等書記官、外務省国際情報統括官組織専門分析員、お茶の水女子大学講師等を経て現職。
話し手:山本 英里
シャンティ国際ボランティア会 事務局長 兼アフガニスタン事務所 所長。2001年にインターンとしてタイ事務所に参加。2002年、ユニセフに出向しアフガニスタンで教育復興事業に従事。2003年より、シャンティのアフガニスタン、パキスタン、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ、カンボジア、ネパールでの教育支援、緊急救援に携わる。アジア南太平洋基礎・成人教育協議会(ASPBAE)理事。2019年より現職。
モデレーター:秦 辰也
近畿大学国際学部 教授。会社員を経て1984年から2008年までシャンティの専任スタッフとして活動。タイ、カンボジア、ラオス、ミャンマー、アフガニスタン等での社会開発や人権等の問題にNGOの立場から関わり、その間、大学院等で研究も行う。SVAバンコク事務所長、アジア地域事務所長、事務局長、専務理事などを経て2008年より近大に入職、現在に至る。
当日プログラム
1.情勢分析「アフガニスタン情勢の今」
2.アフガニスタンの現状
3.パネルディスカッション
4.質疑応答