シンポジウム「災害支援のこれから~共に学び、新しい未来をつくる~」開催報告
2020年2月4日、東京グランドホテルにて、曹洞宗宗務庁、全国曹洞宗⻘年会、曹洞宗婦⼈会、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会の主催により、近年多発している国内災害への緊急救援活動の経験を共有するシンポジウムを開催しました。
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曹洞宗とシャンティ国際ボランティア会は、2019年1月17日に相互協⼒協約書を取り交わし、災害時における連携を強化することを確認しました。本シンポジウムは、協約の取り交わしを機に各団体の連携を進めていくことを目指し、災害時の寺院の役割や今後の活動へ向けた意⾒交換が行われました。
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相互協⼒協約の取り交わしを機に
四者共催にあたり、主催団体よりご挨拶させていただきました。
曹洞宗宗務庁 総務部長 橋本 壽幸様
近年、大きな自然災害が頻繁に発生しています。災害時に寺院が果たす役割は非常に重要と考えています。2013年より宗務庁は、曹洞宗青年会と協力し、被災地支援を行ってまいりました。今後とも、関係各位と協力しながら、災害時における対応を図ってまいりますので、何卒ご協力をよろしく申し上げます。
全国曹洞宗青年会 会長 原 知昭様
全国曹洞宗青年会は、災害復興支援に取り組んでおり、災害時に備えたストックヤードを全国15カ所に設置し、加盟している曹洞宗青年会と協力して対応しています。2019年、全国曹洞宗青年会はシャンティ国際ボランティア会と相互協力協約を結び、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)への加盟を果たしました。全国の曹洞宗青年会と共に、関係団体との連携を密に測りながら共に学び、災害復興支援に一層協力していきたいと思います。
曹洞宗婦人会 会長 髙野 美智子様
曹洞宗婦人会は、各管区のボランティア委員と協力して、地域に根差した支援活動を続けています。婦人会として、女性の目線ならではの活動を行っています。2019年台風19号の際、タオルが欲しいとの要望があり、全国の皆様にご協力いただき、迅速に被災地に届けることができました。相互協力協約は非常に意義のあることで、私たちの活動がより幅広く展開していくことと思っています。
シャンティ国際ボランティア会 会長 若林 恭英
2019年、シャンティ国際ボランティア会は曹洞宗と相互協力協約を結びました。これを契機に、宗門、青年会、婦人会、各団体との連携をより一層深め、災害支援の場において、連携していきたいと思います。また、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、より一層協力していきたいと思います。
映像上映「共に生き、共に学ぶ~カンボジアの僧~」
講演に先立ち、現代のカンボジア仏教を支える若手僧侶の思いと声をお伝えする動画を上映しました。シャンティ国際ボランティア会は今から約40年前、タイ国境の難民キャンプでカンボジア難民の方々から多くの学びを頂戴しました。カンボジアでは今も仏教が心の拠り所であり、貧困家庭の救済を担うセーフティーネットになっています。寺院は子どもたちが学び、貧困や薬物依存、犯罪から抜け出す鍵にもなっています。しかし、社会が大きく変化する中、人々と寺院の関係も変化が見ら、僧侶の悩みもさまざまです。シャンティはこれからも東南アジアの人々の生活、そして仏教の現場の様子に注目して社会の変化を探っていきたいと思っています。
ご講演「災害時における寺院の役割」
共生学、宗教社会学がご専門で、宗教の社会貢献、利他主義、防災・災害時連携に取り組まれている大阪大学大学院 稲場教授にご講演いただきました。
大阪大学大学院 人間科学研究科 稲場 圭信先生
東日本大震災後、東北の被災地では本殿や拝殿などが全半壊した神社309 社、本堂が全半壊した寺院406 寺、避難所指定されていない寺社教会等、100 ほどの宗教施設に住民が避難しました。沢山のお寺が避難所になりました。私はお寺に物資を持っていき、聞き取りをしました。東日本大震災をきっかけに、行政と社会福祉、宗教界がつながり、被災地では宗教施設の力が知られるようになりました。お寺には広い畳があり、心の支え、祈りの力があります。被災者から「宗教者に話を聞いてほしい」という声があがっています。「助かった命」がある一方、家族を亡くした被災者は「どうして自分の家族は助からす、自分だけ逃げてしまったのか」と苦しんでいる人も多くいます。避難先のお寺でのお坊さんによる傾聴など、宗教者の目に見えない力、支えをさまざまな形で見てきました。
2018年7 月の西日本豪雨では、倉敷市真備町にある曹洞宗の源福寺が水害で被災しました。災害後、私も学生と一緒に水没したお墓の骨壺の掃除に参加しました。さまざまな宗教者と連携し、一緒に炊き出しなどの活動を支援しました。源福寺は、明治26年に起きた水害で境内が浸水したことがあり、過去の災害について地域の「総合学習の時間」に子どもたちへ伝える役割を担っていました。
近年、共に助け合うという「共助」という言葉が出てきています。助ける、助けられる。能動態、受動態だけでなく、助かるという「中動態」という言葉が哲学の領域で出てきています。これは何か別の力、神様、仏様のおかげで助かるということです。
開かれた寺院とソーシャルキャピタル
最近、「開かれたお寺」という言葉をよく聞きます。「開かれた寺」がソーシャル・キャピタル(社会関係資本)の源泉であると、いろいろな被災地で言われてきました。祈りだけが宗教ではなく、寄り添うことが本当の宗教です。ソーシャル・キャピタルとは、組織や集団にある「信頼」「規範」「人と人との互酬性」のことを指します。ソーシャル・キャピタルがしっかりとある地域社会は集団組織として強く、人々の支え合いが活発であり、社会のさまざまな問題も改善していきます。災害によって、お寺がソーシャル・キャピタルの核として見直されています。
宗教施設を災害時に高齢者や子どもの支援に活用するという動きがあります。「全国の自治体と宗教施設の災害協定」実態調査を行ったところ、すでに399の自治体が協定を結んでいることが分かりました。政教分離のため、宗教と行政が連携できると思っていない人が多かったのですが、お寺や神社が避難所として見直されてきています。避難所として使えるよう、お寺を耐震化したり、井戸があるから災害時の拠点になったりしています。災害時、最初は自助、共助が重要で、公助は後から少しずつ始まります。宗教者が、平時から自治体、自治会、社会福祉協議会、NPO、ボーイスカウトなどの地域社会と連携しているところは災害時に力を発揮します。平常時の高齢者の見守りや子育てなど、地域と平時から縁をつくっておくこと、ネットワークづくりが大切です。現代社会は一人世帯が増え、縁が薄くなっています。その中で、新たに移住した人々も迎え入れた縁づくりが大切です。グローバル化で個人主義の社会が進んでいるからこそ、利他主義が大切です。昨今、宗教離れと言われていますが、災害時の連携などにより、宗教団体の社会的役割の認識は高まっています。
宗派・組織を超えた連携
宗派を超えた連携も必要です。熊本地震では災害ボランティアセンターの運営を宗教団体と連携して実施しました。東京都では、首都直下地震や災害で帰宅できない場合、90万人の帰宅困難者が予想されています。東京都が企業やタワーマンションに帰宅困難者の受け入れを要請していますが、受け入れを拒否されることが多い一方で、東京にある4500を越える宗教施設は、帰宅困難者の受け入れ先として東京都との連携を開始しました。
大阪大学では長距離電信の実験を行っています。風力発電と太陽光パネルを備えた独立電源通信装置「たすかんねん」です。災害時、充電や電波が重要になりますが「たすかんねん」は平時も使え、メッセージや動画の送信を行うことができます。今後、各自治体に設置していきたいと考えています。また、各宗教施設の災害時用に「未来共生災害救援マップ」も作っています。マップは2020年3月9日にリニューアル予定です。地域と連携するため、平時から行政と避難所として活用できるエリアを協定で決めておくことで災害時の混乱を減らすことができます。また、日ごろから檀家さんと話しておくことで、地域で避難所を運営していくことが大切です。
パネルトーク「災害被災者支援の成果と課題」
稲場先生の講演を受け、災害支援の成果と課題について、全国曹洞宗青年会 災害復興支援部事務局長 原田恵一様をモデレーターにパネルトークを行いました。各パネリストがそれぞれ行った被災者支援の経験と、そこから学んだことについて発表しました。
平成30年西日本豪雨災害支援活動内容
四国地区曹洞宗青年会 本土 悠悟様
平成30年西日本豪雨災害の際、四国地区曹洞宗青年会は地元の青年会として活動しました。発災後、7月10日頃より被災地に入りボランティア活動を開始しました。まず情報収集と共有を行い、泥かきや家財道具の片付けなどを行いました。その後、避難所の体育館に入り、道の駅での傾聴ボランティア活動を開始しました。8月には、西予市の野村小学校の夏休み中の子どもたち90人と一緒に、香川県のテーマパークへ一日行く保養ツアーを実施しました。10月に仮設住宅ができてからは、サロンでの傾聴活動を開始しました。現在も月1回、各仮設住宅で続けております。12月にはシャンティと協力してチャリティ寄席を実施したり、餅つき大会、お花見イベント、地域のサロンへの参加、復興イベントの参加、西予市・大洲市・福島の子どもたちの交流活動にも参加しました。
令和元年台風19号災害 長野県第一宗務所活動記録
曹洞宗長野県第一宗務所 宮入 真道様
2019年台風19号の被害に対し、長野県第一宗務所として、青年会やシャンティ国際ボランティア会、婦人会、他のNGOや色々な団体と連携、協働して活動いたしました。千曲川が決壊し、地域全体が泥水に浸水する被害を受けました。決壊場所に一番近かった玅笑寺様での作業が、私たちの主な復旧作業となりました。一週間経ってもでも水が引かず、墓石もかなり倒壊していました。他のお寺でも、土砂崩れが起き、山が崩れて墓地を直撃したり、参道が陥没、崩壊してしまい、一時孤立したお寺もありました。玅笑寺では、本堂の床板の下に下に溜まった土砂を掻き出す作業を続けました。一輪車で泥を運び出す作業を何日も続けました。仏具が周辺のリンゴ畑へたくさん流れ出る被害もありました。仏具を回収し、一般ボランティアと僧侶の協力の下、仏具にしみ込んだ泥を4~5回にわたりふき上げる作業を、泥水が出なくなるまで続けました。
長野県では、骨壺を使わず、お骨を自然に返すようにしていますが、お墓が浸水し、石室の中に泥が溜まる被害がありました。お骨が浮き上がってしまったり、お骨が他のところに流されてしまうこともありました。そのため、墓石の蓋をとり、石室に入った泥を掻き出す作業を行いました。また、SVA、青年会が共同でサロンを開催しました。お茶やコーヒー、おにぎりやみそ汁などを出しながら、被災者と僧侶、被災者間での交流の場づくりをしました。12月16-17日にかけて、業者の方も入って、玅笑寺様の墓地で、墓石を直す作業を行い、3カ月が経ちました。
国内災害におけるシャンティ国際ボランティア会の緊急支援活動
シャンティ国際ボランティア会 地球市民事業課 渡邉 珠人
平成30年西日本豪雨では、甚大な被害があった岡山、広島、愛媛を、2チームに分かれて初動調査を行いました。岡山・広島と比べ、愛媛は支援団体が少なく、支援物資に隔たりがあり、青年会との協働が可能性があったことから、支援対象地に決定しました。避難所、災害ボランティアセンター、被災地域の寺院を回り、被災状況を確認しました。避難所ではなく、自宅に非難されている方々も多かったため、家を訪ねたり、地域の一角をお借りして支援物資をお渡ししながら、生活の状況などにをお話を伺いました。愛媛では発災から2週間、高温注意報が出るほど暑く、車内の温度計が40℃を上回る状況が続きました。避難所でサロン活動を行い、仮設住宅でのサロン活動につなげました。避難所で出会った日々塞ぎ込んでいた女性が、はじめてサロンに来たときに「今日はとても嬉しかった、また来てね」と笑顔で言ってくださった言葉が心に残っています。
2019年の台風19号では、広範囲で被害が発生しましたが、関係者が多く、出発前から情報交換がとれた長野県で調査を行うことにしました。長野市内の避難所で、子どもの支援、中学生の学習支援、お年寄りを中心とした傾聴活動を行いました。2020年になってからも避難所で日曜日の子どもの遊び場づくりや被災地域でのサロンを行っており、玅笑寺の復興イベントにも参加しています。
被災地支援活動を通じて得た学びと今後の課題
本土様から、以下の3点の大切さについて述べられました。
・情報収集・共有
・他団体との協力
・家族にしっかり目を向けて無理をしすぎないこと
宮入様からは、被災者の声として、玅笑寺の奥様から「国も、県も、自治体も、それほど助けてはくれない。曹洞宗に何とかしていただきたい。よろしくお願いします。」という伝言を共有いただきました。
寺院として日頃から、地域の中核、人々の拠り所としてのとしての役割が失われないよう、何かあったときには希望の灯となるよう、人と人との結びつきに関われるような存在であるべきだと述べられました。
渡邉は、2つの災害支援の経験を以下のように振り返りました。
・僧侶・寺院の強み(お坊さんに話を聞いてほしいという潜在的な気持ちがあるから話しやすい)
・傾聴について専門家に早い段階で入って頂き、青年会や関係者向けに勉強会を開くのも有効
・お寺は地域の中心的存在であり、平時から顔の見える関係づくりが大切
・皆さんの繋がり作りにぜひシャンティも入らせていただきたい
質疑応答
Q. 地域から信頼され、経験やネットワークがある団体は、社会福祉協議会の災害ボランティアセンターを通さずに活動しているケースはあるのか。
A. 社会福祉協議会を通して活動することに関して、長野で課題を感じた。政令指定都市は、県ではなく市のレベルで活動ができるが、長野市では災害支援活動の経験がない職員が対応をしていたため、外部支援団体とコミュニケーションがうまくとれず、停滞してしまったことがあった。日常的に行政と協議を重ねていくことが災害に強いまちづくりにつながると思う。
モデレーターよりまとめとクロージング
モデレーター:全国曹洞宗青年会 災害復興支援部事務局長 原田恵一様
災害には「備え」~「発災」~「復旧・復興」という3つのサイクルがあり、今日のようなシンポジウムを開催できたことは災害への一つの備えだと思います。話の中で「地域」という言葉が出てきました。もし自分たちが暮らす地域で災害が起きた際、どう動けるか。そういう時のために、日頃から地域の方々とお付き合いし、地元の社会福祉協議会と顔を繋いでおくことはとても大事です。お坊さん同士が連携し合い、不足している物資を他の地域から供給することもできます。
被災地で被災された家屋の泥かきをする場合、作業の対象は泥ではなく、泥作業をするお宅の被災された方に向き合って作業をすることを忘れないようにしたいと思います。作業することに必死になり、泥まみれになった家財をボランティアの判断で捨ててしまうこともよくあります。傾聴活動の中で「ボランティアが来てくれて嬉しかったんですが、気づいたら家の物が全部なくなってしまいました」という声もありました。捨てる前に聞いてくれなかった、ということはとても悲しいことだと思います。自分勝手な支援ではなく被災者の気持ちに寄り添う支援を行うことを、自分自身も肝に銘じながら活動を行っていきたいと思います。本日はありがとうございました。
シャンティ国際ボランティア会事務局長 山本英里より
世界の8割の人々は何かしらの宗教を信仰しています。宗教者との連携は、貧困、災害、紛争などあらゆる社会課題において不可欠であるとの認識が高まっており、特に、精神的なケアにおける期待が高まっています。私たちシャンティ国際ボランティア会は、これからの社会課題に携わっていくにあたり、まだまだ力をつけなければならない状況にあります。力をつけていくため、2019年に中期計画を策定いたしました。より多くの方々に弊会の活動を知っていただき、またご助力願いたいと思っております。
これまで、海外の災害現場で宗教者の持つ力を多く目にしてきました。国内災害の人道支援の現場では、曹洞宗の皆様との協力体制の入り口に立ったところではございますが、密な連携のもとに経験を重ね、共に被災した人々に寄り添うためのよい方向性を見出していければと思っております。
懇親会
シンポジウム終了後、同じ会場にて、懇親会を開催いたしました。懇親会の冒頭、公益社団法人 落語芸術協会に所属されている鏡味 味千代様に太神楽をご披露いただきました。鏡味様は、シャンティと落語芸術協会が開催を呼び掛けているチャリティ寄席に多数ご出演いただき、全国各地でアジアの子どもたちのための教育支援募金を集めてくださっております。参加者一同、見事な演技に見入り、大いに会場を盛り上げていただきました。
懇親会に参加くださった曹洞宗 宗務総長の鬼生田 俊英様のご挨拶を紹介させていただきます。
曹洞宗 宗務総長 鬼生田 俊英様
日本は災害続きになってしまっています。私は阿武隈川の近くにお寺を構えていますが、台風19号で阿武隈川から水があふれ、お寺の檀家さんの10軒は住めない家になってしまいました。檀家の方は、若いボランティアの方々が泥を掻き出してくれたことに励まされ、涙を流してよろこんでおられ、曹洞宗ではシャンティ国際ボランティア会という団体があって海外にも支援しているとお伝えしたところ、大変有難いと言っていました。2019年1月にシャンティと曹洞宗が相互協力協約を結びました。今一層、手を携えていきたいと思います。
曹洞宗宗務庁 伝道部長 中村 見自様
シャンティ国際ボランティア会、宗務庁、全曹青、婦人会と、ワンチームで災害に立ち向かって行かれればと思います。シャンティ国際ボランティア会、曹洞宗、全国曹洞宗青年会、婦人会のみなさんが「あげあげゾウさん(*クラフトエイドの商品)」のように伸びるよう、皆さんが力強く歩まれるように祈念します。
相互協力協約を機に一層の連携を
2019年1月17日に取り交わした相互協力協約を機に、今回のシンポジウムを開催させていただきました。今後も力添えのもと、苦しむ人を助けていくために協働していく、よい社会にしていくように、今後ともよろしくお願い致します。
主催
曹洞宗宗務庁、全国曹洞宗⻘年会、曹洞宗婦⼈会、
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
報告
シャンティ国際ボランティア会
竹本、谷島
各主催団体の開催報告/メディア掲載情報
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