【開催報告】絵本作りワークショップ:春の子どもボランティア「絵本をつくってアジアの子どもたちに届けよう」
現在、東京市ヶ谷にあるJICA地球ひろばにて開催中のシャンティの写真展開催に併せ、4月9日(日)に絵本ワークショップを実施してきました!
本イベントでは、小学生以上を対象にミャンマーで暮らす子どもたちに届ける翻訳絵本を作成していただきました。子どもから大人まで、合計42名の方にご参加いただきました!
会場の様子。JICA地球ひろばにて。
翻訳絵本づくりの前に、シャンティ広報・リレーションズ課課長平島よりシャンティの活動紹介をしました。参加された皆さまはミャンマー(ビルマ)難民キャンプで生活する子どもたちと自分たちの生活を比較し、真剣に考えてワークシートに取り組んでいました。
平島によるシャンティ活動紹介の様子。
いよいよ翻訳絵本づくり開始です!
本イベントで用意された絵本は全部で4種類。子どもたちは好きな絵本を選び、作業しました。
翻訳シールを切る姿はとても真剣です。
翻訳シールを切ったら、絵本に貼ります。
親御さん見守られながら、一つ一つ丁寧に作業していきます。
もしかしたら、この絵本がミャンマーで暮らす子どもたちにとって初めての絵本になるかもしれません。そんな子どもたちのことを考えると、シールを切って貼る作業も自然と丁寧になりますね。
参加いただいた方から、「とても素敵な活動をされていて、子どもたちの良い学習の機会となりました。またこのような小学生対象のイベントがあれば参加したい。」や「途上国の話や難民キャンプのビデオなどの説明があり、子どもにもとても良い学びになりました。」など大変多くの嬉しいコメントをいただきました。
この度は、ご参加いただいた皆さまをはじめ、イベント実施に向けご準備いただいたJICA地球ひろばの皆さまに改めて感謝申し上げます。ミャンマーの子どもたちもきっと喜んでくれるはずです!
今回作成いただいた翻訳絵本は7月末に発送され、8月中旬ごろにはミャンマーの子どもたちのもとに到着する予定です(スケジュールは前後する可能性あり)。
担当 広報・リレーションズ課
絵本クレジット
『ここがぼくのいるところ』作:ジョアン・フィッツ・ジェラルド、訳:石津ちひろ、出版社:ほるぷ出版
『やさいのおなか』作・絵:きうち かつ、出版社:福音館書店
『きんぎょがにげた』作: 五味 太郎、出版社: 福音館書店
『おおきなかぶ』再話:A・トルストイ、訳:内田莉莎子、画:佐藤忠良、出版社:福音館書店