クラウドファンディング、目標達成しました!
こんにちは。
ミャンマー(ビルマ)難民事業事務所の菊池です。
この2ヶ月半、取り組んできたクラウドファンディングサイトReadyforでの挑戦が無事に終了しました。そして、皆さまのおかげで目標を達成することができました!本当にありがとうございました!
ここだけが世界と繋がれる場所–難民キャンプの図書館を続けたい – クラウドファンディング Readyfor (レディーフォー)
今回の挑戦は、私の名前での挑戦になりましたが、実際はタイ国境の難民キャンプで図書館を必要としている人々の挑戦だったと思います。たくさんの方に応援、ご協力いただき、皆さまと一緒に図書館が続いていくことを願う人々の力になれたことは本当に嬉しいです。
2011年にシャンティのミャンマー(ビルマ)難民事業事務所に赴任し、あっという間に7年が過ぎました。赴任当初は、長年携わりたいと思っていたNGOの仕事に就けたことへのワクワク、自分が国際協力の現場で何かできるのではないかという期待がすごく大きかったのですが、7年という月日の中で、現場にいる人々の話を聞いたり、様々な経験を重ねていったりする中で改めて思うのは、私が外からできることは本当に限られ、この状況を変えていける人は当事者の他にいないこと、NGOの役割はそれを黒子として支えること、だということです。
団体としては、図書館活動についての専門的な経験があるので、その知識や技術を提供することはできましたが、それをどのように使い、どのように実現させていくのかというところでは、難民キャンプの中で図書館に関わる人々の意思が不可欠で、それがなければ、何も生み出せないと思います。
今回のReadyforの挑戦は「難民キャンプがなくなる日まで、図書館は私たちの傍にいますよね?」という難民キャンプの住民の声や思いから始まりました。そういう意味で、難民キャンプで図書館を必要としている人々の挑戦だったと思います。
この2ヶ月半、Readyforの新着情報はもちろん、他の様々なメディアで、難民キャンプの図書館活動を紹介する機会をいただきました。また、私の家族、友人、同僚、これまでお世話になってきた多くの方にご協力いただきました。本当に感謝しております。
私たちの本番は、これからです。皆さまのたくさん思いのこもったご寄付を、図書館活動を続けていくために使わせていただきます。コミュニティ図書館が、今後も難民キャンプの住民に寄り添い続けられるように、NGOとしての役割を全うしたいと思います。
皆さま、本当にありがとうございました!
ミャンマー(ビルマ)難民事業事務所 菊池礼乃