ラオス事務所30周年オンラインイベント「教育の改善に向き合った30年」
シャンティは1985年から、タイとラオスの国境にあるバンビナイ・ラオス難民キャンプで、謄写版製作と図書館活動を開始しました。その後、難民キャンプの閉鎖に伴い、1992年にラオス国内に事務所を開設し、絵本を通じた読書推進活動や学校建設、文化の保護・継承活動などに取り組んできました。
近年ラオスでは、国の発展が進む一方で、都市部と農村部の教育格差が拡大しています。シャンティはラオス北部で、ラオス語を母語としない少数民族の子どもたちへの、民話絵本の出版や移動図書館活動といった学習支援、複式学級運営の改善など、教育の質の改善に取り組んでいます。
本イベントでは、第1部に、バンビナイ難民キャンプで図書館コーディネーターを務め、少数民族モン族の子どもたちのための図書館支援をされている安井清子さんと、1993年から8年間ラオス事務所職員としてシャンティの事業に従事された小野豪大さんをお招きし、ラオスでの活動のあゆみを振り返ります。第2部では、ラオスの教育の現状や活動地の人々の声を現地職員からお伝えします。
皆さまのご参加をお待ちしております。
イベント概要
日時 | 2022年10月22日(土) 13:30~16:00
※オンラインの受付開始は13:00 |
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参加費 | 無料
※寄付チケットによるご寄付も歓迎しています。 |
定員 | 450人(先着順) |
締切 | 10月20日(木)12:30 |
配信 | オンライン配信(Zoom) 申込者には、イベント前日までにメールでZoomウェビナーのURLとID・パスワードをお送りします。(※メールが届かない場合、迷惑メールフォルダに振り分けられていないかご確認ください。) |
主催 | 公益社団法人シャンティ国際ボランティア会 |
オンラインイベントへのお申込みはコチラから
チケットサイト「Peatix」からお申込みください。
イベント申込と同時に弊会の活動へご寄付いただける「寄付チケット」もご選択いただけます。
登壇者
第1部
話し手:安井 清子(やすい きよこ)さん
タイのモン族難民キャンプ、ラオスなどで、シャンティの図書館活動を担当する。その後もラオスにて、モンやラオスの子どもたちのための図書活動を続けている。民話や伝承の聞き取り、記録などにも従事。著書に「空の民の子どもたち」「ラオス・山の村に図書館ができた」など。「ラオス山の子ども文庫基金」代表。
小野 豪大(おの たけひろ)さん
ラオス、東京、タイ・ミャンマー国境を拠点に20年間ほどシャンティの事業に従事。現職は北海道教育大学釧路校講師(へき地・小規模校教育研究センター員)。日本国際ボランティアセンター(JVC)の理事も務める。
ファシリテーター:玉利 清隆(たまり きよたか)
シャンティ国際ボランティア会 経理課課長代行 。民間企業で勤務を経て、英国で開発学の修士を取得。青年海外協力隊、国連、他NGO、JICAの業務で、アジア、アフリカ、中東の様々な国で勤務。2014年シャンティ入職、2018年5月から2022年8月までラオス事務所所長としてルアンパバーンに駐在。
第2部
話し手:プッタナリー・タマミサイ(通称:オイ)
シャンティ・ラオス事務所 カントリーマネージャー。高校卒業後、民間会社に就職。学費をためて大学に進学。シャンティが支援する図書館を訪問、活動に共鳴し2007年に入職。
ブンホン・センパスット(通称:ブンホン)
シャンティ・ラオス事務所 プロジェクトスタッフルアンパバーン国立博物館でボランティアスタッフとして勤務した後、2017年シャンティ入職。
ポンサワン・ウワンサワット (通称:タイ)
シャンティ・ラオス事務所 プロジェクトスタッフ。他NGOの運営する学校で教員として勤務した後、プロジェクトスタッフとして2020年シャンティ入職。
ファシリテーター:谷島 緑(やじま みどり)
シャンティ国際ボランティア会 ラオス事務所 所長。
開発コンサルタント会社などを経て、2019年にシャンティ入職。事業サポート課にてラオス・カンボジア事業を担当後、2022年9月より現職。
当日プログラム
開会挨拶、団体紹介
第1部:「ラオス事務所の30年のあゆみ」
第2部:「ラオスの教育の今とこれから~現地スタッフの声~」
質疑応答
閉会挨拶