講演会「ミャンマー危機 国民の不屈の戦いの先にあるもの」
2021年2⽉にミャンマー国軍によるクーデターが起きてから1年が経ちました。この間、約1,500⼈が命を失い、1万⼈以上の⽅が拘束されるなど、今も混乱は続いていますが、国⺠は軍の弾圧に屈することなく、1年余も抵抗を続けています。軍は国内を完全⽀配下に収められないばかりか、国際社会からも孤⽴的な状況にあります。
このような状況の中、シャンティでは、ミャンマー国内の事務所と事業の縮⼩を余儀なくされましたが、現地で活動する他団体との連携することで必要な⽀援を届けています。
この度、⻑年にわたりアジアの最前線で東南アジアの政治経済、安全保障を取材されてきた深沢淳⼀⽒をお招きし、今回の国⺠の反軍活動は過去とどのような点が異なっているのか、少数⺠族武装勢⼒はどのように動いているのか、さらにクーデターから1年以上経っても軍に屈しない国⺠の連帯⼒、団結⼒の背景にあるものなどを分析し、国際社会の対応の在り⽅も含め、この先の展開を参加者の皆さんと⼀緒に考える講演会を開催します。
皆さまのご参加をお待ちしています。
日時 | 2022年3月28日(月) 17:00~19:00 |
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参加費 | 無料(オンライン開催) |
主催 | 公益社団法人シャンティ国際ボランティア会 |
登壇者
深沢 淳一 氏(読売新聞 元アジア総局長)
1987年、読売新聞⼊社。主に経済部で経済産業省、財務省、経済企画庁(内閣府)、外務省、国交省などを担当し、2001〜2004年にアジア経済特派員としてシンガポール⽀局をベースにASEAN、中国、インド、韓国の経済をカバー。2010〜2013年にバンコク⽀局に駐在し、アジア総局⻑として東南アジアの政治経済、安全保障を統括。バンコク騒乱、タイ⼤洪⽔、ミャンマー⺠主化などを取材。⽇⽶、ASEAN、APEC、WTO、TPPなど通商交渉も多数取材。2015年度から神⼾⼤学客員教授。
【新刊】「不完全国家」ミャンマーの真実〜⺠主化10年からクーデター後までの全記録(⽂眞堂)
プログラム
【第一部】
講演「ミャンマー危機 国⺠の不屈の戦いの先にあるもの」
講演者:深沢 淳⼀ ⽒(読売新聞 元アジア総局⻑)
【第二部】
質疑応答:深沢 淳⼀ ⽒(モデレーター:秦⾠也・SVA理事)
◆現地報告「シャンティのミャンマー事業の現状について」
中原 亜紀・SVAミャンマー事務所 所⻑
講演会へのお申込みはコチラから
本講演会は、シャンティ国際ボランティア会(SVA)の会員、アジアの図書館サポーター、ご⽀援者の皆さまにご参加いただけます。
※2022年3月24日更新:申込は締め切らせていただきました。
※講演会の前に「シャンティ国際ボランティア会 2022年度 定時社員総会」を開催いたします。社員会員の皆さまには、2022年3月上旬に総会、講演会のご案内を郵送いたします。
【講演イベントに関する問い合わせ先】
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
総務人事課 TEL:03-5360-1233