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2018.01.29

東日本大震災・被災者支援の記録誌 「試練と希望 東日本大震災・被災地支援の二〇〇〇日」(明石書店)

公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(所在地 東京都新宿区/会長 若林恭英/以下、シャンティ)が、東日本大震災発生から岩手、宮城、福島の3県で取り組んできた被災地での支援活動の2000日をつづった記録誌が2017年11月30日に明石書店から出版されました。

『試練と希望』表紙
「試練と希望 東日本大震災・被災地支援の二〇〇〇日」
明石書店/2017年11月30日発行/定価2,500円(税別)四六判並製 424ページ

本書は、シャンティの活動を通じて見えてきた被災地での日々、移動図書館の活動、被災された方々の思いがつづられています。人々が震災をどう受け止めて、どのように人生を転換していったのか。その姿に寄り添うことでシャンティの職員やボランティアたちが何に気付き、どのように新しい自分を発見していったのか。そのことが生き生きと伝わってきます。この震災が、この時代の私たちに投げ掛けたものは何でしょうか。シャンティの活動を通して得た教訓と活動した人々の思いがつまった一冊です。

シャンティは、1981年から36年間アジアで、本を中心とした教育文化支援活動を行っており、現在は、アジア6カ国7地域(タイ、カンボジア、ラオス、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ、アフガニスタン、ネパール)と2011年3月から岩手、宮城、福島の3県で東日本大震災支援活動を行っています。

2018年3月上旬には2017年度東日本大震災活動報告書を発行するほか、2018年3月9日(金)には都内で福島南相馬での活動のトークイベント開催します。

https://sva.or.jp/wp/?p=26489

国内での活動|東日本大震災被災者支援活動について

「試練と希望」目次

はじめに

第1章 緊急救援はこうして始まった
1.未曾有の大震災から緊急救援へ
2.緊急救援活動
3.緊急から復興へ
4.活動にあたって大切にした姿勢

第2章 つながる人の和 復興プロジェクト気仙沼
1.「海と生きる」まちづくり
2.住民と支援者と行政が一つになって
3.悲しみを分かち合える仲間がいる
4.あつまれ浜わらす!
5.共助による漁業革命
6.仏教者が果たした役割とは
7.五年間を振り返って

第3章 走れ東北! 移動図書館活動
1.岩手を走る移動図書館、発進
2.雨の日も雪の日も
3.移動図書館活動、その後
4.ここに来れば本が読める
5.どんな本が読まれたのか
6.地域に根付いた図書室
7.「置き本」って知ってますか
8.公立図書館との協力
9.地元の書店を応援
10.アジアのスタッフ大集合
11.あの日、あのとき

第4章 黄色いバスがやってきた!――宮城と福島の移動図書館活動
1.なぜ、山元町、南相馬市での活動だったのか
2.今から行って遅くはないか
3.本好きがいないって本当ですか――山元町での活動
4.故郷を追われた人たちの居場所として――南相馬市での活動
5.あの日、あのとき

第5章 これだけは伝えたい12の視点
シャンティ東日本大震災支援活動・年表
あとがき
シャンティ国際ボランティア会(SVA)とは

ご注文はコチラから:明石書店「試練と希望 東日本大震災・被災地支援の二〇〇〇日」