今すぐ暴力の停止と、問題解決に進むことを要請します｜会長メッセージ

私たちはイスラエルとパレスチナ・ガザ地区における暴力行為を強く非難し、双方のみならず国際社会が、今すぐ暴力の停止と、問題解決に進むよう要請します。

「怨みに報いるに怨みを以ってしたならば、ついに怨みの止むことがない」

古くからあるこの言葉を現代社会は今一度、よく噛みしめる必要があります。世界中で怨みの連鎖が続き、互いに殺しあう状況が続いています。私たちは小さな惑星地球に住み、互いに助け合いながら命をつなぐ存在です。改めて自己の尊厳に目を向け、自分と同じようにほかの尊厳性を尊重し、融和と協力、共助による地球市民社会の構築を目指していかなければなりません。

暴力におびえるのは誰しも同じです。特に力なき子どもたちが恐ろしさに震えています。弱いものたちの尊厳を守り、愛と慈悲の力を取り戻していきましょう。

地球上のすべての人々が声をあげて、暴力の連鎖を止めるよう要請します。私たちは平和を希求し、喜びにあふれる未来を願います。

公益社団法人　シャンティ国際ボランティア会
会長　　若林　恭英

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