2023.10.12
メッセージ

イスラエル・パレスチナでの武力行為への即時停止への賛同|事務局長メッセージ

声明

シャンティ国際ボランティア会は10月11日、パレスチナ支援に携わる日本の市民団体が、4団体合同で発出した要請文に賛同しました。

イスラエル・パレスチナにおける武力行為の即時停止への働きかけを求めます
(下記抜粋)
イスラエルとパレスチナ・ガザ地区において10月7日に始まったガザ側からのロケット弾と、イスラエル側からのミサイルの応酬は未だ止むことがなく、双方の市民に多数の死傷者が出る事態となっています。こうした状況を受け、双方の犠牲者を心から悼んでいます。そして、あらゆる暴力行為、特に多くの市民を無差別に攻撃する暴力行為を、国際人道法違反として強く非難し、双方の武力行為の即時停止を求めます。

そして、私たちはイスラエルおよびパレスチナだけでなく、各国政府などと友好関係を有する日本政府に対し、双方の政府や関係各所へ今すぐ暴力の連鎖を停止するよう具体的な働きかけを一層強めることを求めます。さらに、長年抑圧されてきたガザの状況を踏まえて、パレスチナ問題の本質的解決へ向けた一層の外交努力がなされることを要請します。

(全文はこちら)
(英語訳|Eng ver.)

加えてシャンティは、未来を担う子どもたちの命と最大限の学びの機会が守られるよう、日本政府、国際社会が力を合わせ、関与し続けることが不可欠だと強く訴えます。
国際社会には、基本的人権である生存権を保護するために連帯することを求めます。日本政府には、これ以上人的被害をもたらさないための外交努力に加え、国際人道法の下での義務を尊重し、必要とする人びと、特に女性や子どもたちへの支援を求めます。

2023年10月12日
事務局長
山本英里