コロナ禍でもできる工夫を
事業サポート課の菊池です。
新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
事業サポート課では、2021年も継続して海外事務所の事業運営、事務所運営を支えていくと同時に、ウィズコロナの状況を悲観せずに、できる工夫をしながら、今だからこそやるべきことに取り組んでいきたいと思います。
感染拡大を受け活動の延期と変更も
海外事業においては、2020年は新型コロナウイルス感染拡大を受けて、一部活動の変更、延期も経験しましたが、事業地の子どもたちに教育の機会を届けることを第一優先に、感染予防を徹底し、各国政府の方針に従いながら、活動を継続してきました。
コロナ禍において、これまでと同様に事業を実施することが難しく、事業地に行けない日々もありましたが、その中で、研修や会議をオンラインに切り替えたり、新たな感染予防の活動を組み込んだり、遠隔でのモニタリング体制を作ったり、と様々な工夫が生まれました。
コロナ禍における緊急支援と学びの機会を届ける新たな取り組み
また、緊急救援活動として、困窮する家庭への食糧支援、医療施設への支援、学校や教育機関への衛生用品の支援をしてきた他、休校措置が長く続く国、学校がコロナ感染者の収容施設として使われている国もある中で、子どもたちの学びの機会が限られる状況を踏まえ、電子図書館の開設、読み聞かせ動画の配信など、新たな取り組みも始めました。
ミャンマーの読み聞かせ動画 (音が出るのでご注意ください)
現地職員を中心とした運営体制の構築
コロナ禍で日本含め、海外の事業地でも厳しい状況が生まれている事実はありますが、一方で、この状況だからこそできた、現地職員を中心とした事業・事務所運営体制の構築、事業実施における積極的なオンラインの活用、遠隔でも対応できる業務の仕方の改善、電子図書館の設置、読み聞かせ動画の配信など、ポジティブに捉えられることもありました。工夫次第で、マイナスをプラスに変えていくことができるという手応えを感じているところでもあるので、こういう時だからこそ、NGOとしてやるべきことにしっかり向き合い、覚悟を持って、2021年も駆け抜けていきたいと思います。
2021年もシャンティの活動を応援していただけますと幸いです。
皆さんにとっても、2021年が良い年になりますように。
本年もよろしくお願い致します。
<難民キャンプで出会った子どもたちと一緒に。子どもたちに学びの機会を届けていきます!>
事業サポート課 菊池