2021.01.02
読み物

友と生き友と学び友情を育む

スタッフの声
メッセージ

新年あけましておめでとうございます。

専務理事の岡本和幸です。

シャンティ国際ボランティア会 専務理事 岡本和幸

2020年はコロナ禍で大変な一年となりました。弊会においても海外に職員を派遣している関係上、帰国すべきか、残るべきか、他団体の動向や各国政府の発表を参考にしながら、最大のリスクを考え慎重な判断が求められました。

また東京事務所をはじめ、各国事務所の職員や協力者、関係者、子どもたちへの罹患リスクを考えながら、慎重に事業を進めなければなりませんでした。

しかし弊会の職員はこんな時だからこそNGOは情報の届かない人たち、衛生環境の整わない人たち、医療環境の劣悪な人たちのために働かなくてはならないという強い思いを持って、ウイズコロナの事業を発案して実行してくれました。

現在コロナの第3波で感染者が急増しています。今年もどうコロナ禍と付き合うか、難しい年となりそうですが、前向きに前進していきたいと思います。

そんな中、2021年は弊会にとって設立40周年の年となります。

公益社団法人シャンティ国際ボランティア会 ロゴ&40年 特別記念ロゴ
シャンティ国際ボランティア会 新ロゴ&40年特別記念ロゴ

 

「釈迦とは慈悲である」という言葉が仏教のお経の中に出てきます。慈悲とは慈しみと共感のことです。また「一切の生きとし生けるものを害してはならない。友情の道を行ぜよ」とあります。40年間のシャンティの歩みは、まさに慈悲の心で友情を育む活動であったと思っています。

記念の年である2021年、これまでを振り返り、これからを良く考えて、さらに国や人種、宗教などを超えて友情を育てる活動を続けていく、節目の年にしていきたいと考えています。

各々大変な中ですが、引き続きご支援を賜りたく、本年も何卒よろしくお願いいたします。

公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
専務理事 岡本 和幸

シャンティ国際ボランティア会 専務理事 岡本和幸