2026.08.27

アフガニスタンの子どもたちの夏の楽しみ!

アフガニスタン
子どもからのメッセージ

サラーム・アレイクム سلام علیکم!(あなたがたの上に平安がありますように)

みなさま、こんにちは。アフガニスタン事務所からの便りをお届けいたします。

 

アフガニスタンには日本と同じように、春・夏・秋・冬の四季があります。
春は穏やかで過ごしやすく、夏は太陽がまぶしく照りつける暑い季節。秋になると涼しい風が吹きはじめ、冬には地域によって気温がマイナス15度から20度まで下がるほど厳しい寒さになります。 

そんな中でも、子どもたちが特に楽しみにしている季節が「夏」です。 

首都カブールでは夏になると、気温が39度ほどまで上がることもあります。暑い日が続きますが、子どもたちにとって夏は待ちに待った楽しい季節。約4か月半の勉強や試験を終えたあと、2〜3週間ほどの夏休みが始まるからです。 

夏休みに入ると、子どもたちの毎日は少し特別になります。 

 

経済的に余裕のある家庭では、家族で大きな町や村へ出かけることがあります。いつもと違う景色を見たり、親戚を訪ねたり、自然の中で過ごしたり、日常と異なる景色に触れる時間は、子どもたちにとって大きな楽しみです。 

また、アフガニスタンの夏は、農作物や果物の収穫の季節でもあります。村では、子どもたちが畑や果樹園で大人たちのお手伝いをする姿がよく見られます。 

現地農家が玉ねぎを収穫する様子

ジャガイモ、ナス、キュウリ、小麦、トウモロコシなどを収穫したり、リンゴ、ナシ、モモ、ザクロ、サクランボ、ベリー類など、色とりどりの果物を摘んだりします。太陽の下で汗をかきながら働くのは大変ですが、自分の手で収穫した野菜や果物を見ると、子どもたちの顔には自然と笑顔が広がります。 

一生懸命ジャガイモ収穫のお手伝いに励む子ども

一方で、家で夏休みを過ごす子どもたちもいます。
本を読んだり、絵を描いたり、物語や科学の本に夢中になったりしながら、ゆったりとした時間を楽しみます。時には、市内の公園や屋内プールへ出かけて、友だちや家族と楽しいひとときを過ごします。 

また、家の近くや市場の周りで、サモサやボラニといった軽食を売って家族を手伝う子どもたちもいます。小さな手で一生懸命お手伝いをする姿からは、家族を支えたいという温かい気持ちが伝わってきます。 

アフガニスタンの夏の魅力といえば、なんといっても旬の果物です。
甘酸っぱい果物が市場や家庭に並ぶと、子どもたちの気分も一気に高まります。リンゴやモモ、サクランボ、ベリー類など、夏ならではの味覚は、子どもたちにとって大きな楽しみのひとつです。 

緑豊かな庭や美しい自然に囲まれた場所で過ごせる子どもたちは、特に夏を心待ちにしています。家族で料理を用意し、みんなで集まって食事をしたり、楽しい時間を過ごしたりします。笑い声が響く夏のひとときは、子どもたちにとって忘れられない思い出になります。 

 

さらに、アフガニスタンには流れの速い川が多くあります。農村部では、川遊びや水遊びも夏の大きな楽しみです。村の子どもたちや大人たちは川で泳ぎ、暑さを忘れて思いきり夏を楽しみます。 

川遊びを思いきり楽しむ子どもたち

このように、アフガニスタンの夏は、子どもたちにとって胸が弾む季節です。
遊び、学び、家族を手伝い、自然とふれあいながら過ごす夏休み。暑い太陽の下で、子どもたちはそれぞれの場所で、元気いっぱいに夏を楽しんでいます。

本記事をきっかけに、アフガニスタンの子どもたちの暮らしに思いを馳せていただく時間となれば嬉しいです。


アフガニスタン事務所