ミャンマー(ビルマ)難民キャンプで大好きな猫と暮らす女の子の一日
ミャンマー(ビルマ)難民キャンプで暮らす小学生の女の子にインタビュー。現地での暮らしを紹介してもらいました。
エポ・クレイさん(9歳)
いつも一緒にいる大好きな愛猫
おばあちゃん、おじいちゃん、お姉ちゃんと親戚3人の合計8人でメラ難民キャンプに暮らしています。私は休日になると猫と遊んだり図書館に行ったり、友達の家に遊びに行ったり、おばあちゃんのお手伝いをして過ごしています。そんな私の宝ものは、愛猫のワー・ワー・ポーです。家から少し遠い所に暮らす知り合いから譲り受けて、飼うようになりました。初めて彼女と出会った瞬間、とても幸せな気持ちになりました。彼女はとてもいい子で、一緒に遊んでいるととても嬉しそうにしています。夜はいつも一緒に寝ていて、ときどきネズミを捕まえてくれます。学校に行くときには、道の途中まで私を見送ってくれるんです。私はそんな彼女がとっても大好きです!
猫のワー・ワー・ポー
私の一日をご紹介します
6:00 起床
顔を洗い歯を磨き、シャワーを浴びたら、学校の本を読みます。
7:30 朝食
魚のペーストと野菜をよく食べます。ときどきカレーの日も。
8:00 登校
おばさんとお姉ちゃんと歩いて学校へ。
8:30 授業
英語の本を読むのが好きで、英語が話せるようになりたいです。
11:30 お昼休み
お弁当を食べたら友達と遊びます。ゴム跳びで遊ぶのが好きです。
14:30 下校
シャワーを浴びて、おばあちゃんのお手伝いをします。
17:00 夕食
魚のペーストと野菜をよく食べます。好物は魚のカレーです。
18:00 自由時間
猫と遊んだり、本を読んだり、おばあちゃんに宿題を教えてもらうことも。
大好きな猫と遊ぶ様子
21:00 就寝
私の一日シリーズ
本記事は、シャンティが発行するニュースレター「シャンティVol.298 (2019年冬号)」に掲載した内容を元に再編集したものです。
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