2015.08.28
読み物

自分の国を、ずーっと

ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ

こんにちは シャンティの東京事務所です。
突然ですが、これ、なんて読むかわかりますか? なに語かわかりますか?

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ずーっと長い間、自分の国を離れていると、
そのずーっと長い間は、なかなか自分の国の言葉を話さないものです。
ずーっと長い間、自分の国の言葉を話さないでいると、
自分の国の言葉を忘れて、読めなくなって、伝えられなくなって、
自分の国のこと自体が分からなくなって、
最後には、自分が誰なのかも...。

今年で、タイ側にあるミャンマー難民キャンプは、31年目を迎えています。
閉ざされた難民キャンプで育った、ミャンマーの子どもたちも、
閉ざされた難民キャンプで生まれた、ミャンマーの子どもたちも、
みんなが、自分の国の言葉を読み続けて、喋りつづけて、
そして、自分の国のこと、自分のこと、ずーっと話し続けられるように、
そういう風になり続けられるように、私たちは「絵本」を届けています。

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今、この活動に、皆さんのご協力が必要です。
閉ざされた難民キャンプに絵本を届ける活動に、ご協力をお願いします。
詳しくは、こちら「絵本を届ける運動」

冒頭の質問の正解は、
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です。

難民キャンプ事業も応援してください。

東京事務所 ミャンマー(ビルマ)難民事業担当 鈴木淳子でした。