2009.12.10
読み物

ついに開催!第25回ヴィエンチャンSEAゲーム

ラオス

ラオス事務所の川村です。

2009年12月9日、ラオスの歴史に刻まれる大変大きなイベントがありました。第25回ヴィエンチャンSEAゲームです。東南アジアASEANの10カ国+東チモールの11カ国が参加して行われるスポーツ大会です。
ラオスではいまだかつて、この規模の国際スポーツ大会を主催したことはありませんでした。しかも、開会式、閉会式は大掛かりな演出の出し物やページェントを行うことになっており、「本当にラオスでできるの?」と多くの人が心配していたのは事実。

私も実は「開会式の最中に電気が足りなくて停電してしまうのでは?」と本気で心配していた一人でした。

しかし、予想に反して、昨夜の開会式。やりましたラオス!!停電どころか完璧な開会式!
大掛かりな巨大な人形や宙吊り演出などこそありませんでしたが、総勢7000人の生徒学生によるマスゲーム、少数民族の融和、ラオスの自然、そして新しい未来を象徴する子どもたちとラオスらしい、素朴ながら感動的な開会式でした。
ラオス人の多くの観客が感動で泣いていました。

ほっとシャンティ SVAブログ

「いままで世界に誇れるものなど何もない」といわれていたラオスがここまでやったのです。残念ながら会場にはいけませんでしたが、テレビの生中継をじっと見ていた私も最後の方は涙がでそうになりました。
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タイ、カンボジア、ベトナム他の首相も列席する中、ラオスが国際舞台にその存在をアピールした瞬間でした。しかし、まだ終わったのは開会式のみ。これから19日の閉会式まで、3,000人の選手が25種類の競技で戦います。ラオスの健闘を心から祈りましょう。