2010.03.05
読み物

事務所付き運転手さんの採用

ラオス

ラオス事務所の川村です。

長くラオス事務所で運転手として働いてくれたカムチャンさんが辞めることになり、急遽新しい運転手を採用することになりました。

ラオス語と英語の新聞に募集広告を出すと、掲載された朝から電話がじゃんじゃんとなり、問い合わせが相次ぎます。

「給料はいくらもらえるんですか」

「年齢が制限より上ですが、採用してもらえますか」

「給料300ドルは欲しいんですけど・・・」

「免許が切れているんですけど、これから更新しますから申し込んでもいいですか」

電話をうけるスタッフも返答に困るような問い合わせばかり。

結局履歴書と共に申し込んできた人は45人ほどになりました。

とても全員と面接している時間がないので、履歴書を見て書類審査をし、11人を面接にお呼びました。


       

日本人の運転手として長く働いていた人。

大きなダム電力会社の運転手として働いていたが、ダムが完成し100人の仲間と共に一斉に解雇になり、職を探している人。

政府教育省で運転手として働いている公務員。

運転教習所の先生。

いろいろな経歴の人がいます。

地方への出張が多い私達の仕事では、一日500キロ~800キロも運転をしてもらうわけで、時速120キロで私たちの命を預けているともいえます。

それだけに、運転技術も人間的にも信用できるひとでないと困ります。

結局44歳のウドーンさんという温厚な運転手さんが3月より勤務してくれることになりました。

温厚、まじめを絵に描いたようなウドーンさん、よろしくお願いします。