2010.08.20
読み物

出張(南へ)

ラオス

サバイディーきらきら!!
ラオス事務所でインターン中の長谷川です。
先週1週間は、学校建設責任者のブンニュアイさんの、地方への出張にお供させてもらいました。
事務所がある首都ヴィエンチャンから離れ、遠く南のサラワン県まで行ってきました。
普段の自分の生活との違いに、色々驚くことも多かったです。
①道路。
ヴィエンチャンからサラワン県の中心地までの道路は問題無いのですが、
中心地から、学校のある村までの道のりは舗装されてない土の道。
3時間程、車に乗ってガタガタと揺られながら向かいました。
雨季ということもあって、相当ガタガタ揺られました・・・
道路が舗装されていることの便利さというものを実感しましたぼー
ほっとシャンティ SVAブログ  ほっとシャンティ SVAブログ-道
ほっとシャンティ SVAブログ-川

途中渡る川。乾季にはある橋が埋もれているそうです。
小さいフェリーで渡りました。

②家。
洋風の家に比べて、随分と簡素な感じですが、入ってみると意外と快適でした。
ほっとシャンティ SVAブログ-村の家
高床式。木でできてます。
③動物。
村には、犬と牛と豚と鶏とアヒルと山羊、がそこらじゅうを歩き回っていました。ぶーぶーしっぽフリフリ(犬はヴィエンチャンでも歩き回ってますが・・・)
ある村では、豚を焚き火で丸焼きにして、その場で解体している所を見させてもらいました。
ちなみに、どの村でも、それらの肉を煮たものとご飯をたくさん食べさせてくれました。美味しかったです。(お酒もたくさん勧められたのでたくさん断りました(汗))
ほっとシャンティ SVAブログ
牛。
ほっとシャンティ SVAブログ-豚
豚。
④校舎。
自分は「小学校」と聞くと、反射的に3階建てくらいの大きい校舎とたくさんの教室を思い浮かべてしまいますが、ラオスの小学校は1階建てで教室が横に4,5個並んでいるものが普通です。

解体中の旧校舎(左)
ほっとシャンティ SVAブログ-完成間近
完成間近の新校舎
ほっとシャンティ SVAブログ  ほっとシャンティ SVAブログ-フォーイクーン
完成するとこんな感じ(写真はボリカムサイ県のSVAが支援した小学校)
SVAの支援で建てられている校舎はとても綺麗だと感じました。村の人達が喜ぶ理由もわかった気がします。

さて、ところで今回のブンニュアイさんのお仕事は、建設状況の確認と、村人達とのミーティング。
長時間に渡ってたくさんの人達と色々話していました。
ラオス語なので話している内容はわからなかったですが、時折おもしろい事言って村人達を笑わせながら、一生懸命話をしているブンニュアイさんの姿が印象的でした。。
ブンニュアイさんいわく、建設が完成した後に学校を維持していくのは基本的には村人達なので、建設の段階から村人達に参加してもらうことがすごく大事なのだということ。
その点をきちんと理解してもらうために、何度も何度も話し合いの場を持って説明するんだとか。
ほっとシャンティ SVAブログ-建設現場1
建設現場。ブンニュアイさんが写真撮っています。
ほっとシャンティ SVAブログ-建設現場2
学校が建つ場所。灰色の塊から上に向かって突き出しているのが柱になるものです。
ほっとシャンティ SVAブログ-石運び
石や木材を運ぶのは村人達の役割です。
ほっとシャンティ SVAブログ-ミーティング
村人達とのミーティング
学校建設事業の影にある、SVAスタッフの努力を垣間見て、頭の下がる思いでした<(_ _)>
長谷川侑希
(社)シャンティ国際ボランティア会ラオス事業へ