2012.09.01
読み物

山あいの公共図書館

ラオス

サバイディー(ラオス語で「こんにちは」)!

海外事業課ラオス担当の木村です。

暑い日本を飛び出して、ラオスの涼しい山間部で事業視察をしました。

(朝晩はカーディガンを羽織ってちょうど良い感じです)

目的のフアパン県までは首都のヴィエンチャンから車で2日がかりの
道のり。

どこまで行っても山、山、山。

ひと山こえても、また山が、、、

ラオスは全て山の中、ということを実感しました。

経由地のシェンクワン県から走ること6時間、ようやく山のふもとに

大きそうな建物がある集落が見えてきました。

フアパン県の中心地サヌムアは標高約1,100メートル。現在のラオス

政権を築いた「ラオス人民党」が結成された地としても、

伝統的な織物でも有名な場所です。

その高台に今年オープンした「フアパン県公共図書館」があります。

(日本の民間のご支援を通じて、SVAが建設調整を行いました)

訪問の目的は、建設半年後の建物の状況確認と、今年2月に実施した

「図書館運営に関する研修会」のその後の成果を確認するため。

対応してくれた図書館員・リンさんは若いのにとてもしっかりして

います。今年から図書館員になりましたが、その前は学校の先生だったとか。

(写真右がリンさん、左はラオス事務所スタッフのカムコン)

館長以外の図書館員はみな若く、専門的な知識はまだ不足しているもの

のパソコンが使える、学んだことはすぐ実践する意欲にあふれた感じ

が今後の発展を期待させてくれました。

研修会には図書館を管轄する情報文化局の職員も参加し、図書館の

重要性を理解することができたようで、図書館のオープンにあたっては、

住民への告知に協力してくれたり、パソコン、書類棚、壁掛け時計など

を供与してくれたそうです。 

早速、研修会の成果が表れたようで、その研修会にオブザーバー参加

した自分も嬉しくなりました。

→研修会の様子はコチラをクリック!

でも、図書館はまだ1年生。初心者マーク

利用者を増やすこと、特に学校との連携をはかることなど課題は多くあります。

先生だった経験を生かして週2回、図書館で子ども達に絵本の読み聞かせ

を行っているリンさん。

今は、学校教育を管轄する教育局の職員の方と相談して、学校を訪問し

ての移動図書館活動を開始する準備をすすめているとか。

何事も一歩づつ、ですね。

、、、ということで、帰りも安全運転。  

「あとどれくらいかかるの~?」と言う私に、

「キムラさん、まだ半分も来てないよ、、」と普通に答えるたくましいラオス人スタッフ。

こちらも、少しづつ前に進みながら首都ヴィエンチャンを目指します。