ラオスより一年の感謝を申し上げます
サバイディー(こんにちは)!
ラオス事務所の山室です。
早くも年の瀬となりますが、皆様どのような1年を過ごされましたでしょうか。
ラオスは今年、1)建国(ラオス人民民主主義となって)40周年、2)日本ラオス友好60周年、3)ルアンパバーン世界遺産登録から20周年、など多くの節目を迎え、とても活気のある一年となりました。シャンティとしても、ラオスと関わってから(バンビナイ難民キャンプ活動をはじめてから)30年という節目の年でした。
今年はルアンパバーン県ヴィエンカム郡で行っている事業にも活気がより一層出てきて、あっという間に一年が過ぎていったように感じます。
私個人としては、どうすれば今行なっている活動がより良くなるだろうと、時に壁にぶつかりながら、ラオスの抱えている問題や、現行事業や人と向き合うなかで、たくさんの喜怒哀楽がありました。
そのなかで力を与えてくれるのは、やはり、一緒に頑張ってくれる職員や、教育行政官や教員の方々、そして子どもたちです。
現地職員:
「私は活動のこの部分をこうしたらいいと思うけど、どうかな?」
教育行政官:
「この前、教育省の会議に出たときに、シャンティという名前は出されなかったけれど明らかに今シャンティと一緒に実施している活動のことを褒めていて、すごく嬉しかったし誇りに感じたよ。」
教員:
「読書推進活動の研修会でシャンティが教えてくれたことがとても役に立ってるんだ。これからも信じてやってみるよ。」
子ども:
「ぼくもみんなの前で本を読んでみたい!」
来年もこのような声がたくさん聞けるように、皆で頑張って参ります。
最後になりますが、いつも応援して下さる皆様へ、ラオス事務所一同より一年の感謝を心より申し上げます。来年も引き続き私たちの活動を見守り支えて頂ければ幸いです。
ラオス事務所 山室仁子