ラオスで食べるお昼ご飯
サバイディー(ラオス語でこんにちは)
ラオス事務所の半田です。
最近、英語圏出身の友人と「ご飯」に関するある話をしていました。
ラオスのカオ(ご飯)の1つの「カオニャオ(もち米)」です
日本語で「ご飯」と言えば2つの意味(食事とお米)という意味で使われます。
これはラオス語でも同じです。ラオス語でカオという言葉は食事とお米の2つを指します。
ラオス以外にもアジアの国の多くでは、「ご飯」は「食事」という意味で使われています。
しかし、英語でご飯食べた?と言うときに、BreadやPotatoを使わないなと思い、英語圏出身の友達に質問をしました。
すると、3つの面白い答えが返ってきました。
1つめは、Mealは食事以外に穀物も指すので、この単語はご飯と同様に使われます。
2つめは、イギリスでは早めの晩御飯のことをTeaと言います。イギリスではTeaをお茶という意味以外にも(晩)ご飯という風にして使います。
3つめは、キリスト教徒たちは「Give us daily bread(日ごとの糧を今日もお与えください)」と祈り、このBreadはパンだけでなく、私たちの生活すべてに必要なものを指します。
キリスト教徒たちはBreadを「パン」と「(食事を含んだ)わたしたちに必要なもの」と使うので、この単語は(キリスト教徒たちの間では)間接的に食事としても用いられるそうです。
このトピックがこんなに盛り上がるとは思っていなかったのですが、このことからも食事と文化は結びついているのだなと深く痛感しました。
前置きが長くなりましたが、今日はラオスの文化と密接な関係を持つ食事について書きます。
中でも私が週に1回は食べているラオスのおすすめ料理をご紹介します。
①カオピヤック
日本のうどんにそっくりです。とにかく体に優しい味が好きです。
鶏ガラなどからとった出汁とこの米粉の麺の相性がたまりません。
ラオス人職員に尋ねたところ、カオピヤック用の米粉麺は手打ち麺が多いそうです。
②ミーコープ
ラオス風固やきそばです。日本のあんかけ焼きそばのようにとろみはほとんどありません。
この焼きそばにはライムが一緒についてくるのですが、ライムを加えると味にアクセントが現れます。ガーリックがいい味を出しているので病みつきになり2日連続で食べてしまう週もあります。
③カーオカムー
麺ばかりなので、カオ(お米)の料理も一品ご紹介します。
簡単にいうなれば、これは豚の角煮ご飯。とにかく、この甘いたれが病みつきになります。
少し刺激がほしい方は、一緒についてくるチリを足して食べると美味しいです。
(ただし、辛いので少しがおすすめです。)
ラオスのお昼ご飯<番外編>
暑いとアイスが食べたくなるのですが、日本ではなかなか出会えないアイスクリームフレーバーがあります。
私のお気に入りは、タロイモです。
3つでお値段8000kip(約110円)とはお得です。
この美味しいご飯たちとアイスをぜひラオスに来てお試しください。
ちなみに、ラオス人職員たちが選んでくれたおすすめのラオスフードは、渋谷ヒカリエでのイベントで紹介されますので、ぜひお越しください。
https://sva-old.skr.jp/wp/?p=24857