【世界の麺】ネパールの麺「テントゥク」をご紹介します
こんにちは!
私はネパール事務所で、総務経理アシスタントを担当しているスヨグ・ラジバンダリと言います。
今日はネパールの麺「テントゥク」をご紹介します。

ネパール事務所スヨグ・ラジバンダリさん
ごろごろ野菜と手ちぎり麺のやさしいスープ
テントゥクは手でこねた小麦粉の生地を伸ばし、ひとつずつちぎって鍋に入れる「手延べ・手ちぎり」スタイルの麺です。スープに直接入れて煮込むことで、麺にうまみがしっかり染みこみます。

まず野菜をニンニク、ショウガ、タマネギと一緒に刻んでスープを作ります。肉を加えても良いです。次に小麦粉で柔らかめの生地を作り、伸ばしてちぎった麺をスープに加えます。塩、コショウ、スパイスで味を整え、一緒にしっかり煮込めば完成です!
この料理は、シンプルで優しい味わいながらも、満足感たっぷりです。ほんのり香るニンニクとショウガが食欲をそそります。野菜をふんだんに使い、野菜だけでも肉入りでもおいしく食べられる、優しい家庭の味です。
辛みは控えめで、子どもから大人まで楽しめる寒い季節にぴったりの、体も心も温まる一品です。
テントゥクは、カトマンズのボウダやスワヤンブ周辺にあるシェルパ料理のお店で一食200~400円ほどで味わうことができます。

「世界の麺」
本記事は、シャンティが発行するニュースレター「シャンティVol.322(2025年11月号)」に掲載した内容を元に再編集したものです。
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