2022.03.13
絵本を届ける運動
日常の有難さ、人との繋がりを考える絵本2選
こんにちは。絵本を届ける運動です。
11年前の東日本大震災以降、この時期になると何でもない日常の有難さや、人との繋がりについて改めて考える方も多いかと思います。
今回は、今だからこそ読みたい絵本を2冊ご紹介します。
「あなたのいえ わたしのいえ」加古 里子 ぶん・え/福音館書店
年明けのブログから度々ご紹介している「あなたのいえ わたしのいえ」ですが、今回注目するのはあとがきの部分です。
暮らしの道具の有難さを学べる絵本として描かれていますが、あとがきには加古里子先生がこの絵本を描いた背景や、各地で災害が起きた時に加古先生が感じたことが書かれています。
絵本を届ける運動として、こちらの絵本はまだ募集をしていますので、これから挑戦する方はぜひあとがきにも注目してみて下さい。
(絵本を届ける運動へのお申込はこちらから)
あのひのことーRemember March 112011作・絵: 葉 祥明/ 佼成出版社
東日本大震災を経験したある少年。少年の視点でみつめる、津波の恐怖、家族と会えない不安、家族の絆の大切さを考える1冊です。
こちらの絵本は2020年にミャンマー(ビルマ)難民キャンプとミャンマーに向けて、収集したもので現在は募集を行っておりませんが、無事現地に到着し、今は多くの子どもたちが読んでくれていることと思います。
(絵本が現地に到着した際のブログはこちら)
手に取った子どもたちが、この本を通じて家族や人との絆を考えるきっかけになればと思います。
先日のブログでもお伝えしましたが、クラフトエイドでは東日本被災地支援の取り組みを開始しました。
「東日本被災地支援×クラフトエイド」新たな取り組みがスタート!
様々な媒体や取り組みを通して、今後も私たちが何をしていくのか考えていきたいと思います。