【翻訳絵本づくりワークショップ開催報告】港区立港南図書館で親子でご参加いただきました
港区立港南図書館で翻訳絵本づくりワークショップを開催しました。
開催された2月7日(土)、東京は雪がちらちら舞う天気でしたが、会場には図書館を利用する親子や勉強しにきていた小学生たちが集まってくれました。

写真は会場の様子です。このワークショップは、子どもや親子で参加できるプログラムとして港南図書館が企画・開催しました。
今回は、ビルマ語の絵本をつくっていただきました。会場には3タイトルの絵本が並び、好きな絵本を選んでいただきました。
シャンティからは、職員とミャンマーからの留学生ボランティアがお伺いしました。
会場では、図書館員さんがミャンマーのことを紹介する書籍コーナーを設置してくださいました。

まずシャンティの職員より、スライドを映しながらシャンティの団体のこと、活動内容についてご紹介をしました。
シャンティでは、これまで43万冊以上の本をアジアの国々に届けてきました。本を届ける理由は、困難な状況にある子どもたちが、「生きる力」を身につけられるよう「学ぶ場所」を作りたいという想いがあるためです。メモをとりながら聞いてくださるお子さまもいらっしゃいました。
そして文字が読めないとどうなるかを考える『「おくすり」はどれ?』クイズを行いました。3本のボトルに外国語でラベルが貼ってあり、その中から薬が入っているボトルを選ぶというクイズです。薬の他には、水、毒が入っています。今回はビルマ語でラベルが張ってある設定で行いました。
ヒントとして留学生がラベルのビルマ語を読み上げたところ、このボトルは毒だ、このボトルは水だと、お分かりになるご参加者の方がいらっしゃいました!普段ヒンディー語などをお話しされるそうです。ビルマ語と近い単語があると教えてくれ、シャンティの職員も留学生もびっくり、嬉しくなってしまいました。
つづいて、シャンティが公開している映像、「トーくんのとしょかん」を上映しました。小学1年生や幼児のお子さまもご参加いただき、小学校低学年用の映像をご覧いただきました。

翻訳絵本をつくり始める前に、ミャンマー留学生ボランティアと職員によるビルマ語での絵本の読み聞かせを行いました。職員が日本語を朗読し、続いてミャンマー留学生がビルマ語で朗読します。カエルの鳴き声がでてくるところでは、日本語では「ケロケロ」、ビルマ語では「オウン グワン」と異なり、響きをお楽しみいただきました。
絵本には、現地の言葉が印刷された翻訳シールを切って、貼っていきます。

翻訳絵本をつくり終えた後は、ホワイトボードを使って、ビルマ語の書き方について、実際に参加者のお名前を書きながら説明をしました。

この日、留学生ボランティアが、ミャンマーの民族衣装を着用しました。結婚式などで着用するドレスに、ご参加いただいた女の子がキラキラしていてお姫様みたいと話してくれ、一緒に記念写真撮影を行いました。
今回のワークショップが、ミャンマーのことを身近に感じていただける機会になれば嬉しく思います。
ご参加いただいた方からの感想をご紹介します。
| 参加した方の声(子ども)
・楽しかった!! ・ミャンマーのことがわかってうれしかった。 ・トー君*が自分と似ている事に気付いたけれど環境や図書館に行く目的などが異なっていておどろいた。 *「トー君」ご覧いただいた映像に登場する難民キャンプの男の子の名前です。 ・ビルマ語をしれてよかった。シールをはるのが楽しかった。 ・”トー君が学校にいったあといくところが図書館としっておどろいた |
参加した方の声(大人)
・初めての体験でしたが、本作り楽しかったです!保育園で働いていますが、4・5才ぐらいもお手伝いができそうだと感じました!
・とても情操教育になったと思います。
・初めての体験と活動を知るきっかけとなり、非常に有意義な時間だった。
ご参加いただいた皆さまには、厳しい状況にあるミャンマーに日本から絵本を届けることにご協力いただきました。港南図書館の図書館員の皆さまに、様々なご協力をいただきました。心より御礼いたします。ありがとうございました!
2026年度の「絵本を届ける運動」は申込受付中です。
詳細はこちらからご覧いただけます。
今年は17,888冊を目標にお申込みを受け付けております。身近でできる国際協力「絵本を届ける運動」に、ご参加・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
◆ワークショップについてのお問合せはこちら
シャンティ国際ボランティア会 「絵本を届ける運動」担当
<写真の絵本>
『おばけだじょ』作・絵: tupera tupera、Gakken
『1、2、3どうぶつえんへ』作:エリック・カール 、偕成社
『うしろにいるのだあれ』作・絵:accototo ふくだとしお+あきこ、幻冬舎


