2026.03.11
絵本を届ける運動

2025年度「絵本を届ける運動」の報告書が完成しました

参加者の声
報告書完成
子どもからのメッセージ
絵本

こんにちは。絵本を届ける運動です。

2月3日(火)に、2025年度の翻訳絵本がシャンティの東京事務所を出発し、海の向こうへ長い旅がはじまりました。

さて、このたび2025年度「絵本を届ける運動」の報告書が完成しましたので、ご報告させていただきます。

皆様からのあたたかいご支援のもと、2025年度は合計で18,109の翻訳絵本を作成いたしました。

【活動地ごとの言語・冊数内訳】

・カンボジア:クメール語 4,815冊

・ラオス:ラオス語 3,827冊

・ミャンマー:ビルマ語 3,726冊

・ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ:カレン語 2,549冊、ビルマ語 2,142冊

・タイ/ミャンマー移民:カレン語 280冊、ビルマ語 770冊、

また、2025年度は19社の出版社様のご協力のもと、37タイトルもの絵本を起用させていただきました。日本での参加者数はのべ16,184人、405企業・団体にものぼります。

シャンティはこれまでに、43万冊以上の絵本を子どもたちにもとに届けてきました。

報告書では、現地で絵本を受け取った子どもたちやシャンティの職員、日本で「絵本を届ける運動」にご参加いただいた方々の声も掲載しています。

今回はその中から、”図書館は安心できる場所”と話してくれた、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプで暮らすエイプリル・ポーさんの声をご紹介させていただきます。

「図書館は安心できる場所です。『ダメ!』(佼成出版社)は大切な勇気を教えてくれた特別な一冊です。嫌なことに「ノー」と言ってもいいのだと背中を押してもらえます。以前は断ることが怖かったけれど、今は少しずつ自分を守る勇気が持てるようになり、心が軽くなりました。これからは植物や庭づくりの本を読んで、野菜を育てる父の手伝いをしたいと思っています。」

<写真中の絵本>『ダメ!』原作:くすのき しげのり 文・絵 いもと ようこ、佼成出版社

 

他にも、報告書では下記のような内容をご紹介しています。

どんな絵本を届けたの?

シャンティが活動を行う国や地域では、実施している活動内容や子どもたちの年齢、文化的背景などに応じて必要な絵本が異なります。報告書では、現地から届くリクエストや選書のプロセスをご紹介しています。

新たに公開した映像のご紹介

翻訳絵本が届く先で、子どもたちはどのように絵本を開き読んでいるのか映像でご覧いただけます。新たに公開された映像では、難民キャンプの図書館を紹介しています。下記のリンクからYouTubeでご覧いただけます。

絵本は世界とつながる窓 | ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ事業紹介

多様な場面で広がる翻訳絵本づくりワークショップ

2025年度は、企業・団体、学校、図書館で計55回実施し、2,022名の方にご参加いただきました。学校・図書館・自治体では、異文化理解や多様性に関するイベント、ボランティア参加や国際協力のきっかけづくりとして活用されています。

 

改めまして、活動にご参加いただきました皆さま、本当にありがとうございました。

2025年度の報告書はPDFデータでお読みいただけますので、下記のリンクよりぜひご覧ください。
2025年「絵本を届ける運動」の報告書

なお、2026年度の「絵本を届ける運動」は申込受付を開始しています。

詳細や申込方法などはこちらからご覧いただけます。

講演・ワークショップに関しては、こちらからお問合せいただけます。

2026年度も、ご参加・ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

「絵本を届ける運動」担当


「絵本を届ける運動」は2024年で活動開始から25年目を迎えました。これまでのあゆみや活動を支えてくださる方々の声を掲載した「25周年特設サイト」を公開しています。

「絵本を届ける運動」25周年特設サイト