2020.05.01
あなたにできること

外出自粛の今だからこそ「本で寄付するプロジェクト」へご参加ください

もので寄付

本で寄付するプロジェクト

新型コロナウイルスの影響で、2020年のゴールデンウィークは遠出ができず残念だ!というあなた。
「ステイホーム」が呼びかけられ、外出自粛中の今だからこそ、家の中を整理してみませんか?

本を整理して寄付に

家の中の片づけで手が付けやすいところと言えば、本棚ですよね。外出自粛中に読み終えた本がたくさんある方も多いのではないでしょうか。本の整理でまず最初に思いつくのは「本の買い取り」ではないでしょうか。

普段から「本の買い取り」サービスを利用している人も多いと思いますが、もし「思い入れがある本だから、ただ売るのはちょっと・・・」という方、「お金を寄付するのは難しいけど、本だったら寄付できそう」という方は、ぜひシャンティ国際ボランティア会の「本を寄付するプロジェクト」をご活用ください。読み終えた本を送ってもらうことで、買い取り相当額がシャンティへ寄付され、アジアの子どもたちの教育支援活動のために活用される仕組みです。

本棚を整理をしつつ、自分が読んだ本が誰かの役に立つ。そんな「本の寄付」をぜひこの機会にご活用ください。

ブックオフの「キモチと。」とバリューブックスの「チャリボン」

シャンティ国際ボランティア会では、ブックオフオンライン「キモチと。」、そしてバリューブックス「チャリボン」という2つの企業のサービスを通じて本の寄付を受け付けています。
 

●「キモチと。」ブックオフオンライン
2019年4月にスタートしたブックオフのサービス「キモチと。」は、2020年4月にデザインがリニューアルされました。ブックオフはこれまでに「ボランティア宅本便」を通じて、さまざまなNPO・NGOへ支援するプログラムを提供してきました。2011年の東日本大震災の後、東日本大震災 復興支援プログラムとして、シャンティが被災地で行っていた移動図書館事業「走れ東北!移動図書館プロジェクト」を応援してくださいました。

ブックオフオンライン「キモチと。」本で寄付するプロジェクト

「キモチと。」は、「応援したい!がんばってほしい!」というキモチを、読まなくなった本や使わなくなったものを送ることで、応援したい誰かに届ける取り組みです。ブックオフがこれまで行っていたプログラムと変わらず、読まなくなった本や使わなくなったものを送ることで、団体への寄付となります。

「キモチと。」に申し込めば、無料で荷物を集荷しに来てくれます。ブックオフオンラインの会員なら集荷依頼の際、住所などの基本情報の入力が不要になります。また、ブックオフオンラインのマイページで、これまでの応援(=集荷)した回数や、冊数、寄付額を確認できます。
 

●「チャリボン」バリューブックス
ブックオフと同様に、応援したい支援先を決め、本を送ることで、活動への寄付になるサービス「チャリボン」を展開しているのがバリューブックスです。

バリューブックス「チャリボン」本で寄付するプロジェクト
 

バリューブックス「チャリボン」では、写真を撮るだけで本棚に並んだ本をまとめて査定できる「本棚スキャン」や、1冊ずつ調べる「バーコードスキャン」が利用できます。スマートフォンはもちろん、パソコンからでも、キーワードを入力して本の査定額を調べることができます。
 

バリューブックス「本棚スキャン」本で寄付するプロジェクト


 

「チャリボン」と「キモチと。」、どちらのサービスも「買い取れないもの」があります。集荷を依頼した際、買い取りできない本が入っていないか事前の確認と仕分けにご協力をお願いします。

【買い取れないもの】

両社とも「バーコード(ISBN)が付いていない書籍」は買い取れません

ブックオフオンラインの場合:お送りいただけるもの
バリューブックスの場合:寄付にならない本

 

少し手間になるかもしれませんが、ブックオフオンラインの「買取価格検索」やバリューブックスの「おためし査定」などを活用して、事前に買取額の目安をお調べください。もし買取額が0円=買取が難しい本の場合は送らないよう、事前の選別にご協力をお願いします。

本の力を、生きる力に。事前の選別にご協力をお願いします!

バリューブックスに届く荷物のうち、平均して約半分は値段が付かず、買取できないそうです。バーコード(ISBN)が付いていない本や値段が付きにくい本の他にも、汚れや傷が目立つもの、読み込んでボロボロになってしまった本などもあります。そのような本は、残念ながら値段が付かず、古紙回収に出したり廃棄処分するしかありません。そのような本の選別にかかる時間を減らし、負担を少しでも軽くできたら、その分を必要としている人への寄付に回すことができるはずです。

新型コロナウィルスによって、多くの人が日々の生活に大きな影響が出ています。お住まいの地域でも感染が確認されたり、学校の授業や勤務先の業務に支障が出ていると思います。その状況は「本で寄付するプロジェクト」でご協力いただいている企業も同じです。

バリューブックスでは、スタッフ自身とその家族が安心、安全に過ごせるよう、勤務人数を減らしつつも運営を継続できる環境づくりに取り組まれています。そのため、2020年4月現在、お電話でのお申込みや問い合わせを一時停止しています。

ラオスへ届いた日本の絵本「どうぞのいす」(ひさかたチャイルド)
ラオス語の翻訳シールが貼られた絵本を読む子ども 「どうぞのいす」ひさかたチャイルド

今、世界では、学校が閉鎖されている国は186カ国、約15億7900万人の生徒が学校に教育を受けることができません。(出所:ユネスコ COVID-19 Educational Disruption and Response 2020年4月26日時点)

特に、医療設備が整っておらず、社会情勢が不安定な途上国ほど、感染が急速に広まる恐れがあります。必要としている人へ、必要な支援を届けるため、新型コロナウイルス感染が拡大している今だからこそ、私たちにできる形で、お互いに支えあって困難を乗り越えられるよう、ご協力をお願いします。

「本で寄付するプロジェクト」の詳細・申込はこちらから