【アフガニスタン報告会/翻訳絵本づくりワークショップ開催】シスコシステムズ合同会社の皆さま
シスコシステムズ合同会社様は、2月末から3月末をボランティア月間と定められており、社員の皆さまが様々な社会貢献活動に取り組まれます。
期間中、シャンティはアフガニスタン報告会と翻訳絵本づくりワークショップを開催させていただきました。
■アフガニスタン報告会 2026年2月24日(火)12:00~13:00
多忙を極める社員の方にもご参加いただけるように、お昼休みの時間帯にオンラインで開催させていただきました。
アフガニスタンでは、頻繁に起こる政変だけではなく、2022年、2025年の大地震で人々の生活は困難を極めており、子どもたち特に女の子は学校に通えない状況が続いています。
また、パキスタンに避難していたアフガニスタンの人々が送還されましたが、その人たちの中には住む場所もなく野ざらしでの生活を余儀なくされている人もいます。
今子どもたちが置かれている状況と現地で取り組む支援活動について、弊会事業サポート課のアフガニスタン担当職員よりご報告をさせていただきました。
報告会には100名以上の社員の方にご参加いただきました。
報道される機会が少なく、すぐにでも支援を必要としている人たちが多数いる状況で、ご報告させていただく機会は貴重で有難いです。
アフガニスタンへの緊急募金として、ご参加いただいた方と会社様のマッチング・ギフトにより募金をお寄せいただきます。ご寄付は、アフガニスタンでの緊急人道支援や教育文化支援に大切に使わせていただきます。
ご参加いただいた方のご感想をご紹介いたします。
・アフガニスタンの現状を知ることができ、子供を持つ親として、何かできることがあればという思いが強くなりました。
・学校に通えない子供がいる状況の中で、誰でも利用できる図書館の支援活動に感銘いたしました。
・図書館での活動中の子供たちの笑顔や楽しそうな表情に感動しました。女の子たちが早く中等教育を受けれるようになればと願うばかりです。
報告会の最後に、ご参加いただいた皆さまと記念のスクリーンショットを撮影しました。
■翻訳絵本づくりワークショップ 2026年3月2日(月)10:30~12:00
翻訳絵本づくりのワークショップを開催いただきました。社員の皆さまにご参加いただき、合計30冊の翻訳絵本を作成していただきました。
当日の様子をご紹介する前に、『絵本を届ける運動』とはどういった取り組みなのか、ここであらためてご紹介をさせていただきます。
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【絵本を届ける運動とは?】
本を知らないアジアの子どもたちに翻訳絵本を届けるため、1999年から始まった取り組みです。日本語の絵本に現地の言葉に翻訳したシールを貼り、シャンティの活動を通して絵本が不足している地域に届けています。絵本を通して子どもたちは、厳しい環境に立ち向かうための生きる力を身につけ、未来を切り拓く力を育みます。
2025年までに358,967人の個人、3,847件の企業・団体が参加し、352タイトル、437,460冊の翻訳絵本を届けてきました。
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ワークショップの最初に、シャンティ職員から団体紹介をし、翻訳絵本が届く先で子どもたちがどのように絵本を開いて読んでいるのか、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプの図書館の映像をご覧いただきました。そして翻訳絵本のつくり方について説明しました。
会場では席替えを行い、普段接点があまりない社員の方に同じテーブルに座っていただきました。そしてコミュニケーションをとっていただけるように、2人1組で翻訳絵本をつくっていただきました。
翻訳シールを切り取る方と、シールを貼り付ける方に分かれ、途中で担当を交代しながら協力して、翻訳絵本づくりをお楽しみいただきました。小さい頃に読んでいた絵本のお話をされている方もいらっしゃいました。
皆さまには、以下の3カ国、4カ所の地域に向けた絵本を作成いただきました。
カンボジア/ラオス/ミャンマー/ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ
※対象言語:クメール語/ラオス語/ビルマ語/カレン語
ワークショップにご参加いただいた方のご感想をご紹介いたします。
・子どもたちにとって図書館が居場所だったり、絵本を通して「学び」が「生きる力」を育み、未来を切り拓ける可能性を高められるというお話を聞き、意義深い活動だと感じた。
・会場で各テーブルに分かれて作業するこのイベントは、オンラインでの大グループ作業とは異なり、対話が生まれ、社内での交流の場となった。また、翻訳作業の前に、この絵本がどのような方々の手に渡り、どんなふうに絵本を読んでくれているかについて詳しい説明や動画があったため、この活動の意義がより身近に感じられた。
・タイ国境でのキャンプが既に50年も続いているということに衝撃を受けました。あまりに自分が国際問題に関心がなかったということに気づかされました。
・ビルマ語を担当しました。字がとてもかわいかったです。こどもにも教えてあげたいなと思いました。絵本は子供にとって楽しく読める、教材だと思うので、この取り組みはとても素晴らしいと思います。我が家の5歳の息子も絵本が好きで、特に乗り物系が大好きです。逆にそれ以外は読まないかも。日本のように自分の好きな分野で選べるくらい絵本がいっぱいになるといいなと思いました。
温かいご感想をいただき、とても励みになります。翻訳絵本づくりの時間がもっとあればというお声もいただき、次回開催させていただく際は調整させていただきます!
シスコシステムズ合同会社の皆さま、貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。
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シャンティ国際ボランティア会 「絵本を届ける運動」担当
<写真の絵本>
『ワンガリの平和の木』作:ジャネット・ウィンター、訳:福本友美子、BL出版
『「はい」「いいえ」ほうこく』作:浜田桂子、理論社
『パンダなりきりたいそう』作: いりやま さとし、講談社
『きつねのおきゃくさま』文:あまんきみこ、絵:二俣英五郎、サンリード
『みつけた!こんちゅう』作・絵:鎌田歩、教育画劇
『長ぐつをはいたねこ』文・絵:ハンス・フィッシャー、訳:やがわ すみこ、福音館書店








