2010.09.07
緊急人道支援

『パキスタン洪水 被災者支援活動』を開始します!!

水害

こんにちは

緊急救援隊1号2号の2号薄木です

今日はみなさんにとっても大きな大事なお知らせがありますので

取り急ぎブログでお知らせします

テレビや新聞などでも報道されていますが、7月末からの豪雨による洪水で、

現在、パキスタン全域で甚大な被害がでています。

 そこで本日7日火曜日、SVAでは、

『パキスタン洪水 被災者支援活動』開始することが決定しました

 一ヵ月以上が経過した現在も、パキスタン北西部から中部や南部へと被害が

拡大し続けおり、国土の5分の1が浸水し、少なくとも人口の約1割の1,720万人

以上が被災したと言われています。

 井戸の80%が破壊された地域もあり、安全な水の確保が非常に難しい状況です。

  緊急救援物資を取り合う被災者(ノウシャラ群)

 被災地では衛生状態が非常に悪く、コレラも発生しており、重症の下痢疾患の

患者が約3万6千人、20万4000人以上が急性の下痢、皮膚疾患の患者は26万

3300人を突破。

 急性呼吸器感染症の患者も20万4600人を超え、数千人がマラリア感染の疑いがある、パキスタン建国以来の緊急事態です。

洪水により水没した村(ペシャワル郡)

 パキスタンでは爆弾テロが発生しており、治安状況はよくありませんが、

これだけの被害が出ているわけですから、もちろんSVAの緊急救援担当は

黙っているわけにはいきません。

 SVAは、アジア地域ディレクターの八木沢克昌と、わたし緊急救援担当の

薄木浩一郎の2人を、被害が最も大きい被災地の一つである北西部ハイバル・

パフトゥーン州に派遣し、現地協力団体に同行して、緊急支援物資の配布を

行う予定です。

 『被災地の復興は子どもたちの笑顔から』をモットーに支援活動に取り組みます。

 今日、私の中の『スイッチ』が、完全に入りました

 『SVA魂』も『大和魂』もバリバリ全開です

 『日本人代表』として、少しでも被災者の方々の力になれるよう、

 一心不乱に活動してくる所存です

    そこで、今日はみなさんに、一つ大事なお願いがあります

 もし、このブログを読んで、SVAのホームページ、テレビ、新聞を見て、

『なんとか、パキスタンの人たちの力になれないかなぁ』という気持ちが、

少しでもわきましたら、その気持ちを、少しSVAに分けて頂けませんでしょうか?

 小さな気持ちでも、それが集まれば、とっても大きな力になります

少しでもかまいません。

募金をしていだけると大変嬉しく思います。

 そのみなさんのお気持ちを、SVAは責任を持って、パキスタンの被災者の

方々の元へ届けてきます。

 人間は、一人では生きていけない生き物です。

だから、国が違っても、困った時にはお互いに助け合っていかなければ

ならないと思います。

それが、SVAがモットーにしている『共に生き、共に学ぶ』の精神です。

 募金活動の詳細やニュースリリースは、明日8日(水)に、SVAのホームページに

アップされる予定ですので、是非是非ご確認ください

http://sva.or.jp/index.html

     みなさまからの温かいご支援、お待ちしております

 SVAの『パキスタン洪水 被災者支援活動』を、どうぞ宜しくお願いいたします

緊急救援担当 薄木 浩一郎

■お問い合わせ
(社)シャンティ国際ボランティア会(SVA)東京事務所 緊急救援担当: 白鳥・薄木

〒160-0015 東京都新宿区大京町31慈母会館2・3F TEL:03-6457-4586
 FAX:03-5360-1220 URL:http://www.sva.or.jp/ E-mail:eru@sva.or.jp