2026.07.08
緊急人道支援

フィリピン・ミンダナオ|地震から1か月―被災した学校の現状

寄付募集中
震災

シャンティでは、6月8日に発生したフィリピン・ミンダナオ島南部沖地震の支援を実施中です。

現地のパートナー団体のメンバーとともに、サランガニ州マラパタンおよびグランの学校を訪問し、被害の状況や地震発生時の様子についてお話を伺いました。
訪問したマラパタン、グランでは、7月16日まで学校での授業の実施が延期されています。子どもたちは現在も自宅や避難所で過ごしており、学校や家庭の状況に応じて、コロナ禍と同様に保護者が学校へワークシートを受け取りに来て自宅学習を行ったり、一部ではオンライン授業が実施されたりしています。


学校に向かう道中の様子

地震後、学校施設は行政のエンジニアによる安全性調査を受け、危険度に応じて赤(立ち入り禁止)、黄(限定的な使用のみ可能)、緑(安全確認済み)のステッカーが貼られています。訪問したある小学校には2棟の校舎がありましたが、すべての教室が使用できない状態となっていました。


教室の中の様子

先生は、地震発生当時の状況について次のように話してくれました。
「地震が起こった日は新学期の初日でした。必死で子どもたちを抱えて外へ避難させました。ただ、とにかく安全な場所へ連れ出すことしか考えられませんでした。あまりの衝撃で立っていられなくなり、地面に座り込んでしまいました。すると、ある保護者が自分の子どもを私に預け、教室に残っていた子どもたちを助けに戻ってくれました」

また、保護者からは地震後も続く不安について、次のような声が聞かれました。
「余震が続いており、多くの人がトラウマを抱えています。私たちは農業で生計を立てていますが、山間部では地滑りも発生しました。畑に向かう時も、また地震が起きるのではないかと怖いのです」

地震から1か月が経過しましたが、被災した地域では今なお教育活動や日常生活への影響が続いています。現地のパートナー団体と連携しながら、子どもたちや学校を取り巻く状況を見守り、必要な支援を届けていきます。

【ご支援のお願い】

以下の方法で緊急募金を受け付けております。ご協力をよろしくお願いいたします。
■クレジットカード
こちらのお申し込みフォームからご寄付いただけます
https://donate.sva.or.jp/otg_er/ver3.2/index_001.html
*フォーム内のご寄付の使いみちで「海外緊急支援」を選択してください。

■郵便振込
郵便振替:00150-9-61724
加入者名:公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
*通信欄に「2026年フィリピン地震支援」とご記載ください。