2026.09.21
緊急人道支援
移動図書館の夏|令和6年能登半島地震
皆さまこんにちは。
能登半島地震の発生から2年9か月。同じ年の9月21日に発生した奥能登豪雨からは、今日で2年が経ちました。
7月には、能登の空の玄関口である「のと里山空港」が、「のと里山ポケモン・ウィズ・ユー空港」にリニューアルしました。能登へ訪れる人々を迎える新たな取り組みが始まるなか、輪島市立図書館とシャンティ国際ボランティア会が連携して運行してきた移動図書館車も、8月から図書館主体の運行へ移行しています。
令和6年能登半島地震の発生を受け、2024年7月に開始した移動図書館活動では、公民館や仮設住宅の集会所などを巡回しながら、地域の皆さんへ本を届けてきました。今年4月からは輪島市内の保育園にも巡回先を広げ、現在も定期的な運行が続けられています。子どもから高齢者まで、幅広い世代の皆さんに利用していただいています。

保育園への巡回(写真:川畑嘉文)

6月のある日の保育園への巡回では、図書館職員さんによる読み聞かせも。
8月の巡回でも、移動図書館車は本に親しむ機会であるとともに、地域の皆さんが集い、言葉を交わす場になっていました。利用者さん同士で、お裁縫の進み具合を紹介し合ったり、地域で開催されたばかりのお祭りを振り返ったりする姿が見られました。また、7月28日に発生した熊本地震について、「熊本の人たちも心配だね」といった声も聞かれました。被災地を気遣う声が聞かれたことも印象的でした。


8月には輪島市で初の復興公営住宅の建設も始まりました。地域の再建に向けた動きが進むなか、移動図書館車も引き続き市内を巡回し、本や交流の機会を届けています。

8月の能登の青空と海が、とてもきれいでした。
緊急人道支援課


