2024.01.11
緊急人道支援

活動報告「あたたかい食事が嬉しい」令和6年能登半島地震

国内災害
震災

シャンティは1月6日から災害担当職員を派遣し、七尾市、輪島市での活動を開始しました。



被災状況 七尾市にて

能登半島沖地震では、雪や雨が降りしきる中、25,000人以上が避難しています。
余震が続く中、避難生活は11日目を迎えました。
震災発災から1週間以上が経過し、避難している方の疲労が蓄積されています。
シャンティは自主避難されている方が暮らす自主避難所で、松本炊き出しみらいの皆さんと連携し、七尾市の集会所にて炊き出しを行いました。
本日は、おでんとカレーうどんを120食提供しました。
あたたかい食事を前に、その場で食べる方、鍋で持ち帰る方など様々でしたが、
支援物資の食事はメニューが限られているため、あたたかいカレーうどんは嬉しいと喜ばれていました。

支援物資の積み下ろし

松本炊き出しみらいのみなさん


おでんを準備する茅野副会長、中井職員

食事を召し上がった方からは、下記のような声が寄せられました。

「自分たちで毎日作っているが、外部の炊き出しは初めてで有難かった」
「11日目になり疲れている。温かい食べ物を作ってもらい、落ち込んだ気持ちの中、元気が出た」
「同じメンバーで作ると、同じメニューになりがちだが、炊き出し隊の作った温かいカレーうどんがおいしく、嬉しかった」
「遠くから支援に駆けつけてくれて、大変ありがたい」

自主避難している方が多く、災害前のつながりを通して支え合っている姿が見えました。

シャンティは七尾市、輪島市に職員を派遣し、引き続き避難している方の支援を継続します。

活動へのご協力を重ねてお願い申し上げます。

 

※当事業は、「ジャパンプラットフォーム(JPF)」の助成金、皆さまのご支援を受けて実施しております。