2012.12.11
海外での活動

難民キャンプからの「ありがとう」

ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ
活動風景

こんにちは。
ミャンマー(ビルマ)難民事業事務所の菊池です。

早くも12月に入り、1年があっという間に過ぎようとしています。
こちらの事業では、12月に入ってから事業を行っている7ヶ所の難民キャンプをまわって、図書館活動に携わる難民キャンプのスタッフ(図書館員、図書館コーディネーター)や関係するキャンプ内の委員会(教育部会、図書館委員会)等と一緒に1年のふりかえりの会議を開催しました。

この会議では、1年の図書館事業の成果や課題、そして来年に向けた計画について話し合います。そして、みんなのお楽しみ、1年間ありがとう!&来年からもがんばりましょう!の気持ちも込めて、みんなで一緒にプレゼント交換もしました。

先週までに、タムヒン、バンドンヤン、メラウ、メラマルアンの4ヶ所の難民キャンプで会議を終えました。今週は、ヌポ、ウンピアム、メラの3カ所の難民キャンプで会議が開催されます。

さて、難民キャンプからいつも活動を応援してくださっている皆様へ感謝の気持ちを込めたメッセージが届いていますので、ご紹介させて頂きます。

<ノー・ディセンバー・ポーちゃん(小学校1年生)より>

私はノー・ディセンバー・ポーです。みなさん、私たちの図書館、絵本を支援してくださってありがとうございます。私は、絵本が大好きです。優しい図書館員の先生が毎日絵本を読んでくれます。まだ字は読めませんが、絵を見るのがとても面白いです。一番好きなおはなしは、「ももたろう」です。ももたろうは、とても勇気があるし、おじいさんやおばあさんをとても愛しているので、かっこいいなと思っています。これからもっとたくさん本を読んで将来は先生になりたいです。

 

<ノー・サー・ムー・ワさん(21歳、図書館青年ボランティア)より>

私は、2010年から図書館青年ボランティア(TYV)として、カレン難民キャンプの図書館活動に参加しています。普段は、学校の教員として働いています。これまで、TYVでは、図書館、学校などコミュニティのために人形劇キャラバン公演を行ったり、週末に読み聞かせ活動を行ったりしてきました。私は、TYVの活動を通して、子どもたちを幸せにすることができてとても嬉しく思っています。図書館はコミュニティの子どもたちにとてもいい影響があります。本を通して、世界中の情報を知ることができるし、子どもたちの態度もよくなってきています。この活動を支えてくださっている日本のご支援者の皆さまには大変感謝しています。本当にありがとうございます!

 

難民キャンプからの「ありがとう」の声は続々と上がってきています。

今後ミャンマー(ビルマ)難民事業事務所のfacebookのページでご紹介させて頂きますので、皆様、楽しみにしていてください!

SVA Myanmar (Burma) Refugee Project

ミャンマー(ビルマ)難民事業事務所 菊池