2018.10.23
海外での活動

図書館員向け研修実施中です

ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ
活動風景

こんにちは。ミャンマー(ビルマ)難民事務所の山内です。
前回のブログでお伝えした通り、菊池が任期を終え日本に帰国しました。7年間難民キャンプに携わり続けた菊池には、キャンプの各図書館関係者からねぎらいの言葉、そして別れを惜しむ声が多くかけられました。後に続く身としては、身の引き締まる思いですが、菊池を見習い、人々の心に寄り添っていきたいと思います。

今回は現在実施中の図書館員向け研修について、お伝えしたいと思います。先日メラ難民キャンプで2日間の研修が終了し、他のキャンプでも研修が実施されている最中です。
難民キャンプでは図書館員の本国帰還などによって、図書館員の交代が発生します。新しい図書館員に対して、図書館員の役割や読み聞かせの技術を身に着けてもらうことが目的の1つになります。また、毎日子どもたちに対して「おはなし会」を開いている図書館員達からは、子どもたちと一緒にできる新しい歌やゲームなどを教えて欲しいといった要望を受けています。それでは、研修の様子をお伝えしていきます!

まずは、図書館に置いてあるマニュアルの説明を通して、図書館員の役割に関して学んでいきます。各図書館には「ユネスコ図書館宣言」が掲げられていまして、その内容も改めて説明していきます。
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次に、図書館内にある読み聞かせの道具を使って、それぞれの読み聞かせの手法を学びます。実践として、各図書館員が道具を使って、読み聞かせを披露していきます。その後、改善点などを共有していきます。
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写真では、段ボールで作った舞台式のパペットシアターでの読み聞かせを実践しています!

そして、新しい折り紙の手法や新しいゲーム、新しい歌を全員で覚えていきます。
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図書館の天井には、図書館が楽しい空間となるようにデコレーションを飾っているのですが、新しいデコレーションも覚えていきます。デコレーションは各図書館によって多種多様で、私は個人的にこのデコレーションを見るのが好きです。1つ1つ手作りなので、手間と時間がかかっています。それでも、デコレーションがあることで図書館が明るく見えるため、皆頑張って作り方を覚えていました。
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2日間の研修なので、まだまだ内容はありますが、今回は大きく3つに絞ってお伝えしました。
図書館員達の日々の活動が、難民キャンプの図書館を支えています。子どもたちの多くが、図書館員が一緒に遊んでくれること、読み聞かせをしてくれることを楽しみに図書館に通っていると話してくれます。
これからも、難民キャンプに暮らす皆が楽しんで通ってもらえる図書館作りを、図書館員と協力して行っていきたいと思います!!

※この研修は、外務省の日本NGO連携無償資金協力の一環として実施しています。