2008.07.25
緊急人道支援
岩手北部地震への対応
昨日(7月24日)未明、岩手県北部を中心とする地域で震度6強の地震が
発生しました。新聞報道では、岩手・青森を中心に100人を超える方たちが
負傷されたようですが、被害を受けた電気・水道などのライフラインも復旧
し、家屋の被害もほとんどなかった、とのこと。
SVAでは、24日朝から現地の情報収集を行うとともに、揺れが大き
かったと思われる地域の会員の方にお見舞いの電話をかけました。
「震度5だったので、かなり揺れが大きかった」「地震のあとは通常と
変わりなく、周辺でも家屋の損傷などは聞かない」「棚から物が落ちた」
「灯篭が倒れた」などの様子をお聞きし、会員の皆さんやご家族の方の
ご無事を確認するとともに、お住まいの地域の状況もうかがいました。
SVAは、阪神淡路大震災以降、国内の自然災害が起こった場合、発生
直後より被災状況を見極め支援活動を検討しています。
今回は大きな被害はなかったものの、地震が続く東北地方では、今後の
余震を心配する声も聞かれます。引き続き、災害ボランティア関係の
ネットワークを活かして、情報収集を行っていきます。