2013.02.01
海外での活動
小学校の図書室の活性化大作戦 其の一
サバイディー ラオス事務所です。
ラオス事務所は今年も、小学校の図書室を活性化してたくさんの子どもたちが本を楽しんで読めるように、移動図書館活動を実施しています。
1月最後の日と2月最初の日の2日間、移動図書館活動の其の一として、校長先生と図書室担当の教員を対象に図書室をより活性化させるための、研修会を行ってきました。
研修会では、ラオスの教育省が進める読書推進活動に関する政策から、図書室の運営管理に関する知識、そして、実際に子どもたちへ提供する図書サービスの知識と技術を学ぶ、盛りだくさんの内容です。
図書サービスの講師は、移動図書館活動担当スタッフのミンチェンです。
子どもたちへの図書サービスとして、一番の花形はやはり『読み聞かせ』だと私は思うのです。
参加した先生も読み聞かせの練習には熱が入ったようで、休み時間でも練習する先生がいたり、
児童を相手に練習するには早すぎると、通りかかったチビッ子を相手に練習する先生もいました。
研修会の最後には4つのグループに分かれて、実際に児童の前で実演したのですが、
1つのグループは偶然にも全員が校長先生のグループに。
普段は子どもたちの前では偉そうに構えている校長先生も、この日ばかりは
笑いを取ろうと、にんまり笑顔で実演を頑張ってくれました。
子どもたちが楽しんで本をたくさん読めるようになるための小学校の図書室の活性化大作戦は、来週からは形を変えてまだまだ続きます。