【レポート】日比谷カレッジ「絵本を手にした子どもたちの今」
2019年7月27日(土)に千代田区立日比谷図書文化館で、
日比谷カレッジ「絵本を手にした子どもたちの今~絵本を届けてきた20年~」を
開催しました。
今年もおかげさまで33名の方にご参加いただくことができました。
夏休み期間ということもあって、
いつもより親子でのご参加も多く見られました。
日比谷カレッジでの開催は今年で3年目となり、
会場には、過去2年間でアジアに届けた絵本28冊についての紹介パネルもありました。
前半は、広報課課長の鈴木晶子が登壇し、
今年は「絵本を届ける運動」がスタートしてから20周年であることから、
本を手にした子どもたちが、どのような人生を歩き始めたのか、
そしてアジアの現場はどのように変化してきたのか。
20年間の活動を通して見えてきた絵本の力をお話しました。
実際に、シャンティの活動を通して、
はじめて絵本を知った子どもたちのストーリーを紹介し、
はじめての絵本の読み聞かせをするミャンマーの図書館員さんと
はじめて絵本を見る小学校の子どもたちの映像もご覧いただきました。
ミャンマー「はじめて」の物語(YouTube映像)
講座の後半には、実際にアジアの子どもたちに贈るための
翻訳絵本作りワークショップを行い、
「ええところ」学研、「どんなかんじかなあ」自由国民社、「へいわってどんなこと?」童心社
の3種類の絵本、14冊をつくりました。
皆さん、「お知り合いとのご参加だったのかな」、と思ってしまうくらい、
同じテーブルの方同士でお話がはずんでいました。
わたしたちも、ご参加者の皆さまと活動の感想や質問、
ご参加されたきっかけなど、いろいろとお話しすることができ、
貴重な時間をいただきました。
日比谷図書文化館では、
毎年、館内でイベント関連展示をしてくださいます。
活動紹介パネルや、SDGsや東南アジアへの学びを深めることができる
関連図書を展示中です。
お立ち寄りの際は、ぜひご覧ください。
《展示情報》
日比谷カレッジ「絵本を手にした子どもたちの今」関連展示
会期:2019年6月24日(月)~2019年8月4日(日)
場所:2階パープルゾーン三角台
詳細はコチラ
https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/information/20190624-post_208/
~「絵本を届ける運動」はただいま申込受付中です。~
「絵本を届ける運動」は、ご自宅などで好きな時間に参加いただけるボランティア活動です。あなたの作った絵本が、アジアの子どもたちにとって、生まれてはじめて読む絵本になるかもしれません。詳しい仕組みとお申し込み方法は「絵本を届ける運動-特設ページ」をご覧ください。
広報リレーションズ課 平島