2022.10.06

グローバルフェスタJAPANの歩き方 withコロナ

SDGs
スタッフの声

毎年10月に国際協力イベント「グローバルフェスタJAPAN」が開催されます。グローバルフェスタJAPANは、外務省やJICA、大使館、大学、企業、多くの国際協力NGOが出展する国内最大級の国際協力イベントです。シャンティ国際ボランティア会も毎年出展しています。

※2022年の開催/出展報告はコチラ
【開催報告】10/1(土)~2(日)グローバルフェスタJAPAN2022に出展しました

今回は出展報告ではなく、出展&参加の常連として10年以上連続で参加してきたわたくし召田が、「グローバルフェスタJAPAN」とはどのようなイベントなのか、新しくなった「グローバルフェスタJAPAN」の魅力をご紹介させていただきます!

グローバルフェスタJAPANとは

グローバルフェスタJAPANは、国際協力活動を行う政府機関や、NGO、企業などが一同に会する国内最大級のイベントです。各組織がブースを出展し、活動紹介や報告をはじめ、各国の文化を紹介したり、国際協力に携わる多様なゲストが出演するステージイベントなど、国際協力の現状や必要性などを分かりやすく紹介してくれるイベントになっています。

日本が政府開発援助(ODA)を通じて国際協力を開始したことを記念し、10月6日が「国際協力の日」と定められ、1990年以降、毎年10月の第一週目の週末に開催されてきました。

ちなみに、2014年までは日比谷公園で開催されていましたが、2015年からお台場センタープロムナードに会場が移りました。その後、2020年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため開催されませんでしたが、2021年と2022年はリアル会場とオンライン配信のハイブリッド形式で開催されました。

2014年まで 日比谷公園
2015年~2019年 お台場センタープロムナード
2020年 新型コロナウイルス感染症 拡大防止のため未開催
2021年~2022年 東京国際フォーラム(リアル会場&オンライン配信のハイブリッド開催)

2021年からリアル会場とオンライン配信のハイブリッド開催

新型コロナウイルス感染症の拡大により、従来のリアル会場でのブース出展/対面形式での活動紹介だけでなく、さまざまな国際協力のコンテンツに触れられるようオンライン配信と融合させたハイブリッド形式で2021年から開催されています。

会場は、JR東京駅と有楽町駅の中間にある「東京国際フォーラム」です。グローバルフェスタが開催される10月初旬は温暖な日が多く、会場周辺は大勢の人でにぎわっていました。

休日の東京国際フォーラムの様子

会場のあるE棟に入り、エスカレーターを降りると会場が見えてきます。

東京国際フォーラム E棟内部の様子

感染拡大予防のため、メインステージのある会場前では、参加者に「東京都-新型コロナ対策パーソナルサポート」への登録を呼びかけていました。

グローバルフェスタJAPAN E2会場のゲート

5歳の息子を連れてリベンジ

実は、昨年もグローバルフェスタに参加しようと会場の目と鼻の先まで来たのですが、残念ながら会場にたどり着くことができませんでした。

昨年は当時4歳だった息子を「新幹線を見に行こ~」と誘ってお出かけに連れ出しました。乗り物が大好きな息子は、東京駅で生で新幹線を見れて上機嫌。ここまでは思惑通りでしたが、なんとハシャギすぎて疲れて寝てしまったのです。。。会場まであと5分というところまで来たのに、しぶしぶ帰路へ着くことに。。。

今年こそは!っとリベンジを誓い、新幹線のホームでハシャギすぎないよう時間帯を調節し、オモチャや食べ物で誘惑して、なんとか会場まで連れて来ることができました。

グローバルフェスタJAPAN E1会場のゲート

建物に入ってすぐに見えたこちらのゾーンは、各種法人や大使館が並び、NGOやメインステージはさらに下の階のフロアにありました。大使館ブースは各国の民芸品や特産品を販売したり、ASEAN国旗の塗り絵やカルタを配布していたり、アニメ「秘密結社鷹の爪」のキャラクターがODAを紹介する冊子を配るなど、子どもも楽しめそうなコンテンツがたくさんありました。

各国大使館をはじめ、さまざまな団体が出展していました

シャンティのブースでは「クラフトエイド」の商品を販売したり「絵本を届ける運動」などの活動紹介をしていました。コロナ禍で対面での販売や活動紹介の機会が減っている中、とても多くの方が会場に来られていました。

シャンティ国際ボランティア会 CRAFT AID

無事、”グローバルフェスタに参加する”というリベンジを果たすことができました。

ただ、会場には来れたけれど、5分後、息子が突然「もう帰る」と言い出して。。。
たしかに、新幹線とオモチャを満喫、お昼ご飯を食べ、文字通りお腹一杯だろうけど、滞在時間はわずか5分だけって(トホホ)。

withコロナでのイベント開催と今後のコミュニケーションスタイル

ほとんどリアル会場にいることはできませんでしたが、ステージでのトーク内容などはオンライン配信で帰宅してから見ることができました。私のようにゆっくり会場を見れなかった人、会場に来れなかった人も参加できる、ハイブリッド開催ならではメリットですね。

【グローバルフェスタJAPAN2022-オンライン配信/コンテンツ】

グローバルフェスタJAPAN2022 | ここからつながる世界。ともにここから創る未来。 みんなが参加する国際協力
国際協力ODAクイズにチャレンジ! | グローバルフェスタJAPAN2022

2020年以降、以前と比べて対面の機会は確実に減少しています。しかし、新型コロナウイルス感染症が拡大したことにより、オンラインでの情報発信や交流の機会が増えたのも確かです。2020年以前のような状態にいつ戻れるのかわからない状況ですが、新しい仕組みやテクノロジーを活用し、今までできなかったことにチャレンジする機会と捉え、取り組んでまいりたいと思います。