タイの暑い季節がやってきました!
ハラゲー!(カレン語で「こんにちは」)ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ事業事務所のウェンです。
私たちが活動しているタイに、暑い季節がやってきました。タイの気候は大きく3つに分けられ、3月~6月が暑季、7月~10月が雨季、11月~2月が乾季です。4月に最も気温が上がり、例年、最低気温は28度、最高気温は40度ほどになりますが、今年は45度近くにまでなる予報です!
夏の訪れとともに、熱帯地方特有の草木の生長が見られるようになりました。難民キャンプを含むタイ中で、緑の木々の中に黄色い花が咲いているのが見られるようになります。この木はタイ語でクーンまたはラーチャプルックと呼ばれ、カレン語ではカヨポーと言います。タイの国花でもあります。私の自宅からシャンティの事務所までの道路沿いに約3キロにわたって並んでいて、この季節にはとてもきれいに咲いています。
シャンティの事務所があるメーソットの夏には、美しい滝を見るのがおすすめです。新型コロナウイルスの影響で国立公園などの滝がある場所が閉鎖されているため、もう3年ほど見に行けていませんが、ワクチン接種が進んでいることを受けて、これらの施設が再開する見込みです。難民キャンプの中にはこのような場所がないため、キャンプの住民の皆さんに見せることができたらいいのにと思います。
そして、最も夏らしいことと言えば、ソンクラーン(水かけ祭り)です。ソンクラーンはタイの旧正月で、2022年は4月13日~15日がこれにあたります。みんなでお互いに水をかけ合って新年を祝い、家族と一緒に休暇を楽しみます。水かけ祭りは難民キャンプの中でも行われます。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、2020年から禁止されてきました。今年は政府の許可が出るようですが、詳細や制限についてはまだ公表されていないため、ブログでまた皆さんにお伝えしたいと思います。