Teacher’s day　～世界教師デー～

こんにちは。支援者リレーションズ課の山室です。

あまり知られていませんが、10月5日は「世界教師デー」です。

シャンティが活動する国では、Teacher’s dayとして、学校や教員養成校などでささやかなイベントが開かれます。

また、日頃の先生への感謝として、生徒から先生へプレゼントをするところもあるようです。

シャンティの現地事務所スタッフに聞いたところ、
「私が学生だった頃、先生にぬいぐるみをプレゼントしたことがあるよ」
「私はクラスの皆で文房具をあげたよ」
などと、以前から、このTeacher’s dayに何かをする習慣があることを教えてくれました。

調べてみると、国際デーとして「世界教師デー」をユネスコが定めたのは1994年で、教師への支援を求めることと、将来を担う世代の子どもたちに、充分な教育を施せるよう求めることを目的としているとのこと。

現在、世界には未就学児童が1億人以上いると言われており、誰もが教育を受ける権利がありながら、そこから取り残されてしまっている現状があります。

シャンティが運営支援をしている、カンボジアのコミュニティ図書館には、学校に通えない子どもや教育を受ける機会から取り残されてしまった人たちも多く通っています。

コミュニティ図書館は「みんなの学び場」です。
カンボジア教育省ノンフォーマル教育局が掲げる教育戦略の中で優先課題のひとつとして挙げられています。

学ぶ喜びをみんなが感じられますように・・・、先生に感謝する日に想いを馳せたいと思います。

コミュニティ図書館で絵本を読む子どもたち

コミュニティ図書館で開催されている識字教室に通うお母さんたち

 

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