東日本大震災 応援フリーマーケットinヴィエンチャン
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会ラオス事務所の伊藤です。
先週のヴィエンチャンは、
既に雨季に入ったかのような激しい雷雨と稲妻が数日おきにありました。
そんな週末の土曜日、7日。
ラオスで活動を行う日本のNGO有志で声掛けをし、JICA海外青年協力隊、
シニアボランティアの有志の方々が集まり、
東日本大震災チャリティフリーマーケットを開催しました。
災害は、震災直後には話題になるものの、日を追って忘れられてしまうもの。
特に数千キロ離れたこの環境で、限られた情報の中で、世界のことを知るのは、なかなか大変です。
広報期間も短く、前日の準備のときから、どれくらい人が来てくれるのか心配していましたが、
ふたを開けてみると、、開店の10時より前から人が集まってきてくれました。
このフリーマーケットは、主にラオス人を対象に開催したものですが、
在ヴィエンチャンの日本人、外国人を含め多くが来場してくれました。
2000キップ(約20円)から30000キップ(約300円)まで、値付けされたそれぞれのブースに、
SVAは、5000キップ、10000キップのブースを担当。
SVA担当の5000キップ・ブース。手前の鈴木スタッフが商品をすすめ、、、
一杯のラオス・ラーメンが10000キップ。
なので5000キップといえば、日本でいえば、500円くらい?の感覚でしょうか。
この日はとても暑く、会場となった体育館は、蒸しぶろ状態。
そんな中、日本食や手作りスモークミート・サンドイッチ屋さんも出店し、
腹ごしらえしながら、ボランティアとして、がんばりました。
ラオス事務所では、この日、図書館事業課は常設図書館運営。
学校教育事業課は南部サラワンに教員研修で出張中。
そこで、総務経理セクションのビー、ロー、
そして産休明けで4月から事務所に戻っているノイも、赤ちゃんを家族に任せて、
手伝いに参加してくれました。
布団圧縮袋(最後には完売)の説明に四苦八苦する鈴木と私を尻目に、
ラオス語で商品を宣伝・説明しながらどんどん売る3人。
さすがです。
SVAが用意した大震災の写真パネル、
最近日本から、ご訪問者が持ってきてくださった写真集も、
時間をかけて、じっくり見てくれる人が多くいました。
10時~14時までを予定していたフリーマーケットは、
13時過ぎにはほぼ品物が無くなり閉店。
是非日本に寄付したいという多くのラオス人、在ラオス・旅行中の外国人の方々が、
善意のお金を出してくださいました。
日本のために。と皆さん口ぐち言ってくださいました。
この収益金や募金は、
国際協力NGOセンター(JANIC)を通して支援活動を行うNGOに寄付されることになっています。