2023.02.21
お寺の取り組み

【ワークショップ実施】関東管区教化指導員研修会にてシャンティを紹介

SDGs
イベント報告
チャリティ寄席
取り組み事例

2022年11月10日、曹洞宗関東管区教化指導員研修会にて、シャンティのプログラムを3つご紹介するワークショップを実施しました。会場の東京グランドホテルには、合計21名の僧侶の方々にご参加いただきました。

今回ご紹介したプログラムは、絵本を届ける運動、クラフトエイド、チャリティ寄席の3つで、どれも全国のお寺様で檀信徒の方や地域の方とともにご参加いただいております。

この度、お声掛けいただきました曹洞宗関東管区教化センター様の活動やイベント、Youtubeチャンネルはこちらよりご覧いただけます。

絵本を届ける運動

まずは、「絵本を届ける運動」のワークショップを行いました。日本の絵本に現地語の翻訳シールを貼るという体験で、一人1冊ずつ作っていただきました。ハサミを使った慣れない細かい作業でしたが、皆さん丁寧に取り組んでいただきました。

お寺様にとっては、檀信徒の方々や地域の方々と一緒に取り組むことができる国際協力となっています。

「絵本を届ける運動」の詳細やお申し込みはこちらからご覧ください。

クラフトエイド

次はクラフトエイドの時間です。はじめに、フェアトレードの説明や商品の紹介などクラフトエイドについて知っていただきました。その後、シャンティの活動地で実際に使用されている民族衣装の着付け体験をしました。皆さん、色鮮やかな衣装に興味津々で、刺繍や飾りの由来、民族についての質問などで盛り上がりました。

お寺様の法要や地域のイベントなどで、委託販売も行うことができます。

「クラフトエイド」の詳細やご購入はこちらからご覧ください。

チャリティ寄席

最後にチャリティ寄席をご紹介しました。実際に落語芸術協会所属の落語家の落語家の桂枝太郎師匠にお越しいただき、一席落語をお噺ししていただきました。演目は「死神」で、生と死、寿命や運命について考える内容でしたが、時折会場に笑いを起こしながら、枝太郎師匠の噺に引き込まれていきました。演目が終わった後は、噺のプロである枝太郎師匠から話し方のコツや相手への伝え方で意識していることなどを教えていただきました。質問にも気さくに答えていただき、和やかな時間となりました。

通常、各お寺様や団体様では、法要や行事に併せて開催していただき、アジアの子どもたちの教育支援の募金を呼びかけていただいております。

「チャリティ寄席」のお問い合わせやお申し込みはこちらをご覧ください。

 

今回、曹洞宗関東管区教化センター様より、お寺や地域で活動する際に取り組みやすく、なおかつ社会貢献に結び付けられるようなプログラムを紹介してほしいと依頼をいただき、実際にお寺様での実施例の多い3つのプログラムをご紹介いたしました。シャンティの活動を通してアジアの子どもたちへの教育支援活動に関わり、参加している方々と思いを共有し、さらに地域の活性化に活用してもらえることを期待しています。

広報・リレーションズ課 日比