株式会社リコー様で活動報告会とクラフト販売会を行いました
6月4日(木)に、リコー社会貢献クラブ・FreeWillの皆さまにお声かけいただき、株式会社リコー本社で、社員の方へ活動報告とクラフト販売会を開かせていただきました。

リコー社会貢献クラブ・FreeWill(以下、FreeWill)の皆さまは毎年「絵本を届ける運動」にご参加いただき、年間で500冊ほどの翻訳絵本を社員の方につくっていただいています。まずは心より御礼いたします。
「絵本を届ける運動」で対象にしている地域は、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプです。ミャンマー移民の子どもたちが学ぶタイ側にあるラーニング・センターにも翻訳絵本を届けています。今回は、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプに焦点をあてて活動報告を行いました。

会場とオンライン含め40名ほどの社員の方にご参加いただきました。
ミャンマー(ビルマ)難民キャンプは、タイとミャンマーの国境のタイ側にある難民キャンプで、設立から40年以上が経過しています。現在でも10万人ほどの人たちが生活しています。9か所ある難民キャンプの内7か所で、シャンティはコミュニティ図書館の運営支援等を行い、「絵本を届ける運動」を通して翻訳絵本を届けています。2025年度はカレン語2,829冊、ビルマ語2,912冊の絵本を届けました。
様々な国際支援によりキャンプでの生活が成り立っていますが、昨今の支援減少はキャンプでの生活に大きな影響を及ぼしています。食料配給が減少し、食事の回数を減らして凌いでいる人たちもいます。
本国への帰還が進められる時期もありましたが、コロナ禍で国境が封鎖になり、2021年のミャンマーでの政変以降は治安が悪化しており、現状本国に帰還することは難しい状況です。
長期化しており、キャンプで生まれ、外の世界を知らずに育つ子どもたちもいます。
生活に必要なサービスも減っていく中で、先行きの見通しも立たず、不安な状況が続いています。そうした中で図書館は居場所になっているという声が、図書館を利用している方から聞かれます。
シャンティは、2000年からミャンマー(ビルマ)難民キャンプで本や図書館を通した教育文化支援を行っています。事業を紹介している映像をご覧いただき、映像を通して日本から届いた絵本をキャンプの子どもたちはどのように読んでいるのか、図書館員たちは図書館をどのような場所と考えているのかについて知っていただけたと思います。
映像 「絵本は世界とつながる窓 | ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ事業紹介」
会場では、実際に難民キャンプの図書館で配架していた絵本を回覧しお手に取ってご覧いただきました。皆さまにつくっていただく翻訳絵本は、こんなにボロボロになるくらい読まれていることをお伝えしました。

報告後は沢山のご質問やご感想をお寄せいただきました。
絵本のタイトルはどのように選定されているかご質問いただき、選定のプロセスをお伝えしました。2025年度報告書でも取り上げております。

キャンプで育つ子どもたちに民族の文化や伝統を伝える場所として図書館が機能していることなど、現地の声を含めご紹介させていただきました。
報告会後は、クラフトエイドの販売をさせていただきました。食堂の手前にあるフロアにクラフト商品を並べさせていただきました。

フェアトレード事業のクラフトエイドは、アジアの女性たちのクラフト商品を取り扱っています。女性たちの収入の向上や子どもたちの学びを支えることも目的としており、シャンティはクラフトを「やがて学びに変わるもの」と表現しています。

お昼休みにFreeWillの皆さまが声を上げて商品をご紹介してくださり、沢山の社員の方がお手に取って商品をご覧いただき、ご購入いただきました。
●「絵本を届ける運動」への参加の様子
リコー社会貢献クラブ・FreeWillの皆さまを通して、株式会社リコーの皆さまには2019年のご参加以降これまで4,000冊以上の翻訳絵本をつくっていただいています。

社長の大山晃様に、翻訳絵本をつくっていただいている様子です。絵本はミャンマー(ビルマ)難民キャンプ及びミャンマーに届けてまいります。
ご参加された方からは、下記のようなご感想をいただいています。
「中学一年生の息子と一緒にシールをはりました。ミャンマーに興味を持つきっかけをありがとうございます。今後も活動を応援します。」

リコー社会貢献クラブ・FreeWillの皆さまがシャンティの事務所に来てくださり、ご参加いただく社員の方への絵本セットの発送作業を手伝ってくださっています。

絵本を海外輸送する際には、絵本が入った箱をトラックに積み込む運び出しの作業にご協力いただいています。

FreeWillの皆さま、この度も貴重な機会をいただき、心より御礼いたします。ありがとうございました。
写真の絵本
『おおきなかぶ』再話:A・トルストイ、訳:内田莉莎子、画:佐藤忠良、福音館書店
『きつねのおきゃくさま』文:あまんきみこ、絵:二俣英五郎、サンリード


