【翻訳絵本づくりワークショップ開催報告】『パンダなりきりたいそう』の翻訳絵本をつくってアジアのこども達にとどけよう!
2026年10月3日(土)に、文京区の大塚地域活動センターにて、同施設のオープンスペース事業の一環として翻訳絵本づくりワークショップを実施しました。2026年の「絵本を届ける運動」の対象絵本である『パンダなりきりたいそう』(作・いりやまさとし/講談社)の担当編集者・長岡様のご協力で、今回のイベントが実現しました。当日は文京区内の小学生の親子12組にご参加いただきました。
はじめに、講談社の方から、『パンダなりきりたいそう』の読み聞かせと、イベントでも人気のパンダ体操を、大人も一緒になって楽しみました。
また、「パンダたいそう」の絵本がどのように生まれたかについて、作者のいりやま先生のエピソードや編集者のお仕事も交えながら、わかりやすくお話いただきました。

シャンティからは、「難民キャンプの図書館に通う小学生の動画」の視聴や、「文字が読めなかったら?」クイズを通して、活動地の読書環境について紹介しました。
「本を読めない人がいることがわかった」
「トーくん(難民の男の子の名前)も本が好きなのは同じだと思った」
「たくさんの子どもたちが読んでくれると嬉しい」
「自分のつくったものがラオスの子どもたちに読まれると思うときれいにつくろうと思った」
子どもたちの感想からは、「どうして絵本を届けるのか、どんな子どもたちが受け取ってくれるのか」まで思いを馳せて取り組んでくれたことが伝わってきて、嬉しく思いました。

『パンダなりきりたいそう』は、今年、ラオス、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ、ミャンマー向けの翻訳絵本を制作しています。今回は、ラオス語の翻訳絵本づくりだったため、ラオスからの留学生インターンのベーさんに、ラオス語で読み聞かせをしてもらいました。「3,2,1」という掛け声や挨拶などをラオス語で発音してみる場面もあり、皆さん、楽しんでラオス語に触れていました。

ラオス語の名前書きでは、ベーさんが書き順を説明すると、何度も練習する子どもたちの姿がみられました。「ラオス語で書いたのが楽しかった」という声も多く聞かれました。
保護者の方からも、「ラオスをもっと知りたくなりました」、という声をいただき、アジアの文化や暮らしに興味を持っていただく機会にもなったのではないかと感じています。
今回、本づくりに携わる専門家の皆さまと企画からご一緒させていただき、「本の力」をより深く感じられるイベントにすることができました。
つくっていただいたラオス語の絵本は、来春、ラオスの子どもたちに届けます。
ご参加いただいた皆様、お手伝いいただいた皆様、本当にありがとうございました。
広報・リレーションズ課 平島


